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NSC発行「Safety + Health」2005年11月号

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英国安全衛生庁、最新の労働衛生統計を刊行

 ロンドン − 英国の安全衛生庁(Health and Safety Executive: HSE)はこのたび、英国の業務上の傷病に関する新しい統計を刊行した。この統計では、筋骨格障害の症例に関し、専門医の診断した要因を、初めて掲載した。
  2004年、衛生労働報告(Health and Occupation Reporting)ネットワークの専門医は、およそ23,000件の新しい症例を調べた。前年以前と同様、業務上疾病でもっとも多かったのは、筋骨格障害であり、主として腰と上肢が痛む。
  2002〜2004年の筋骨格障害にもっとも関連していた業務は、工具の誘導または保持、続いて、重量物を持ち上げる、運ぶ、押す、引く、およびキーボード作業であると、報告書は述べた。
  報告書全文は、www.hse.gov.uk/statistics/overall/ohsb0405htmで閲覧できる。