農業

ワシントン―　国立労働安全衛生研究所（National Institute for Occupational Safety and Health: NIOSH）は、転覆その他のトラクター関連の死亡・重傷事故の防止を目指したイニシアチブを開始しようと、504,000ドルを助成した。NIOSHは、全米各地の大学付属農業安全衛生調査センターの一団体に助成金を拠出した。全米農業用トラクター安全イニシアチブ（National Agricultural Tractor Safety Initiative）では、10の調査センターが以下のことを行なう。

• 農業用トラクターの転覆や幹線道路での衝突事故による傷害費用を調査し、その費用の負担者を見極める。
• 転覆防止構造法規や技術の変化がもたらす影響や、転覆防止構造の将来の採用しやすさが及ぼす効果を評価する。
• トラクターに転覆防止用構造の後付けするための奨励金について、その受け入れやすさや手続きを検討する。
• 本キャンペーンの指揮を手伝うパートナー候補のデータベースを作成する。また、調査センター間でトラクター安全の情報を交換するイントラネットを開始する。

NIOSHのイニシアチブは、http://depts.washington.edu/pnash/tractor.htmlで詳細を閲覧できる。調査センタ―の詳細については、www.cdc.gov/niosh/agctrhom.htmlを開かれたい。

ワシントン―　環境保護局（Environmental Protection Agency: EPA）は、スペイン語ポータル上に、殺虫剤に関する環境衛生ページを新設した。ポータルは、www.epa.gov/espanol/saludhispana/index.htmに開設されている。

当局によると、この新設ぺージは、殺虫剤の正しい使い方をめぐる衛生・環境問題を取り上げており、スペイン語と英語の情報源を掲載している。