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NSC発行「Safety + Health」2006年5月号
掲載日:2006.10.31
鉱業
MSHA、新しい鉱山安全技術を模索
バージニア州アーリントン(Arlington)― 鉱山安全衛生庁(Mine Safety and Health Administration: MSHA)は、地下鉱山労働者のために非常時の連絡を改善する技術を模索、評価している。
MSHAは、鉱山労働者12人が死亡したウェスト・バージニア州アプシャー郡(Upshur County)のセイゴ(Sago)鉱山事故や、やはり2人が死亡した同州ローガン郡(Logan County,)のアルマ(Alma)鉱山火災を受けて、新しい鉱業技術を探し求めている。当局は、昨1月、地下鉱山における救助器具や技術に関する情報を公式に要請した。以来、MSHAは、連絡・トラッキング技術について、80件を超える提案を受理した。
当局は、これらの提案を評価しているところであると述べた。当局は、正確なトラッキングや、音声・文書の双方向伝達ができ、火災や爆発に強く、MSHAの要件を満たす入手可能な機材を求めている。
MSHA、地下鉱山向けの緊急時対応規則を公布
バージニア州アーリントン― 新しい非常時暫定基準は、地下炭鉱業者に対し、事故を15分以内に鉱山安全衛生庁(MSHA)に届け出るよう規定している。調整のとれた対応をできるだけ速やかに開始するためである。
以前は、すべての鉱業者は、事故の際、MSHAに「速やかに連絡する」よう義務づけられていたが、正確な時間枠は規定されていなかった。
規則は、3月9日付官報(Federal Resister)に発表された。非常時暫定基準をダウンロードするには、 www.msha.gov/REGS/FEDREG/FINAL/2006finl/06-2255.pdf を開かれたい。
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