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RoSPA発行「OS&H」|2000年10月号

ニュース

労働災害が減少傾向
1999/2000年度の事業所における安全統計データによると、労働傷害の発生件数とその率はともに減少傾向にある。

'足場'講座
安全救出訓練専門家のミラー/トロール氏は、全国足場業者協会(NASC)発行のガイドラインに沿った足場作業員向けの訓練コースを考案した。


政府がPFIプロジェクトにおける対応を求めた。
昨年建設業での労働死者数が20%増加し、今年も労働災害が増加傾向にあるのを受けて、TUC(Trade Union Congress)は政府が関与しているPFIプロジェクト(Private Finance Initiative)に建設計画管理規則が適用されることを要求。

安全ネット産業団体が落下防止装置の講習を開催。
同業界はFASET(落下防止装置講習)を開設し、基本トレーニン課程、その実施方法及び業界共通の受講記録カード方式を採用し、正しい装置の使用方法の普及を目指す。

EUとアメリカ、Web siteの開設
欧州安全衛生機構とアメリカ労働省安全衛生庁は、欧米における労働安全衛生情報を提供するweb siteを共同で制作する。

若年就労者の死亡災害
5ヶ所中4ヶ所の小規模事業場において、18歳未満の若年従業員への安全衛生教育が不十分であると、保険会社のNorwich Unionが独自の調査で報告。

精神的外傷のケアに関する地方会議
精神的外傷のケアに関する新しいガイドラインを導入するための地方会議が、11月15日にベルファスト、16日にスターリング、17日にマンチェスター、20日にバーミンガム、21日にカーディフ、最終日21日にロンドンにて開催される。

VWF(白ろう病、vibration white finger), RSI(反復運動損傷、repetitive strain injury), ストレスの次は何か
TUCは労働組合に対し、RSIやストレスに続く大きな事柄の原因を明らかにすることも期待して、新たな職業性疾病に気をつけるよう呼びかけた。

HSEが施行方針に対する意見を求める
HSCは改正した施行方針について初めて一般からの意見(パブリックコメント)を求めた。 いつどのようにHSEと地方関係組織が職務を遂行するかを関係者全員が認識できるよう、HSCは方針をより明確にしていく意向。

HELAが年次報告書を発表
HELAの年次報告書では、地方当局の対策強化地区での労働災害死傷者数を発表。 また、地方当局の安全衛生基準の改善への取り組みについても報告している。


救助船:論争は続く
ERRVA(緊急救助船協会)は、スコットランド議会の反対派である石油・ガスグループの議員グループをアバディーン港に停泊中の救助船への乗船に招待した。 またその際、救助船を廃止し、ヘリコプターの採用を支持しているBP(英国石油会社)の計画についても話し合った。

BBCが労働安全の教材を制作
Michael Burek氏によりドラマティックな演出で構成されたCD-ROM、「労働における安全」がBBC for Businessより発刊された。 8部構成で労働安全に必要な技術の習得ができるようになっている。

CIEHのオンライン診断
CIEH(The Chartered Institute of Environmental Health)は、受講生に結果が即座に回答できるよう、オンライン診断システムを開発した。