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墜落防止システム

資料出所:RoSPA発行「OS&H」|2001年3月号
(訳 国際安全衛生センター)


「FABA A12 Fallguard」は、Metreelがイギリスでもっとも用途の広い密閉軌道式墜落制止システムと誇る新製品です。EN353−1に準拠して製造されたこの多用途システムは、上下左右の動きを妨げずに、完璧な墜落保護機能を維持しています。軌道を独自の非対称形の設計にしているため、保持キャリッジが上下反対に挿入されるのを防止します。キャリッジの反対挿入は、万が一墜落した際に大事故につながる可能性があるのです。

FABA A12システムは、墜落制止装置とはしごの一体的システムとしても、また既存のはしごやスターラップに取り付ける「レールのみ」のシステムとしても使用できます。オプションの折りたたみ式作業/休憩プラットフォームを使用すれば、高所で予定作業を遂行しなければならない作業者にとって理想的なシステムになります。一般的な導入箇所としては、通信塔、煙突、建物の外壁、炭坑、柱などがあります。

レールは、縦方向に40mmごとに「ロック・オフ」ポイントを設けて墜落距離を制限しており、使用者が墜落した場合の傷害を最小限に抑えます。オプションの「Non Access Doors/Covers」は、昇降装置の無許可使用を防止します。レールは、不均一な表面や障害物がある場合に、必要に応じて曲げることができます。

システムには亜鉛の溶融メッキ製またはステンレススチール製を用意しておりますので、ほとんどの環境に適用できます。