|
RoSPA発行「OS&H」｜2001年3月号
役員責任法 安全衛生委員会（HSC）は、公営企業の役員、理事の安全衛生責任に関する法案を発表した。 若年労働者の上司のための手引書 健康安全庁（HSE）は、若年者を雇う使用者向けの手引書（改訂版）を刊行した。これは、両親、保護者、教師、そして若年労働者の受け入れ担当者にも役立つものである。 1999−2000年の若年労働者（16−19才）の死亡
HSC戦略計画の策定に民間人の協力 1月、HSC（安全衛生員会）とHSE（安全衛生庁）は、初の公開会議を開き、向こう3年間の英国の安全衛生における最優先課題の決定に、出席者の協力を求めた。 本討論会におけるRoSBRA（イギリス災害防止協会）の対応については、本誌今月号「論評」の欄を参照のこと。 海上石油・ガス産業の安全｢改革｣ 政府の新しい国家安全衛生目標をうけ、海上石油･ガス産業の「改革」イニシアチブと安全衛生委員会（HSC）の海上石油･ガス産業諮問委員会（OLAC）は、共同でワークショップを開催、産業界として新しい国家目標に沿った取り組みを戦略として策定した。 21世紀の居間火災 多くの人は、近年放映されたテレビ番組「居間火災」の驚くべき映像を覚えているだろう。ソファーやいすにまたたく間に火が付き、あっという間に一面火の海となってしまったあの映像である。 EC有害化学物質指令書案へのコメント募集中 有害化学物質を取り扱う労働者の衛生保護改善をめざしたEC指令書案が、HSE（安全衛生庁）のウェブサイトに掲載されている。これは、二番目の指示暴露限界値（IOELV）指令書として知られているもので、職場で労働者がさらされる可能性のある26種類の化学物質の暴露限界値を提案している。 小規模企業奨励金 イギリス災害防止協会（RoSBRA）とエッソ石油会社は、小規模企業に対し、安全衛生管理の教育を受け資格をとるための奨励金を支給、当該企業の安全衛生管理を向上させる機会を提供している。 核安全諮問委員会委員長にヘッド教授が就任 安全衛生委員会（HSC）の核安全諮問委員会（NuSAC）委員長には、サー・デイビッド・ハリソンの引退により、ジョン・ヘッド教授CBE（大英帝国勲位）が就任した。 テムズ川新救助計画 ジョン・プレスコット副首相は、テムズ川での捜索･救助（SAR）体制を強化する計画を発表した。同河川での生命が危ぶまれる事故に対し、救急隊が、迅速かつ効率的に対処できるよう、めざしたものである。 港湾安全資金を承認 キース・ヒル海運大臣は、地方自治体の10港湾に対し、必要不可欠な安全･保守プロジェクトのため、計170万ポンド（約３億円）の借り入れを許可した。借入金の多いのは、ウィットビー（425,000ポンド）、ジリンガム（356,250ポンド）、トーキー（200,000ポンド）、ラムズゲイト・ニュー・ポート（196,500ポンド）である。 製パン請負人許可証 製パン業者連盟は、製パン業に従事している職人に対し、製パン連盟請負人許可証の登録期限が本年末であると注意を呼びかけている。製パン業者は、手続きを済ませるのに、平均3、4ヶ月かかっており、今、手続きを始めなければ、年末に問題に直面することになる。 Hsedirect.com 安全衛生庁（HSE）は、バターワース・トリー社と組んで、政府初のドット・コム・サイト（www.hsedirect.com）を開設した。これは、使用者の安全衛生責任の遂行を支援するよう企図されている。 安全賃貸借証明証 ヨーロッパ賃貸協会（HAE）は、安全賃貸（Safe-HIRE）と名付けた独自の安全証明制度を発足させた。これにより、すべての賃貸機器は、無作為に抽出された時、手入れされ、安全と判定されていなければならない。 ロープ･アクセス（用途）に関する情報アクセス 産業用ロープ･アクセス業者団体（IRATA）会員に関する情報が、包括的な52ページの名簿録にまとめられた。このポケットサイズの冊子は、IRATAのすべての会員、準会員を掲載しており、また、施工業者・機材供給業者・技術訓練業者の区分を明記している。 |
ページの先頭へ