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ニュース要約 News Briefs
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2003年12月号
p.4)
(仮訳 国際安全衛生センター)
OSHA、カビの清掃と予防に関するガイドラインを公表
OSHAは、カビの成長を防ぐ方法やカビの予防と清掃にかかわる労働者を保護する方法について勧告した新しい安全衛生情報公報(Safety
and Health Information Bulletin)を発行した。
室内でのカビへの暴露は、人によってアレルギー反応や喘息発作を引き起こすことがある。
ジョン・ヘンショーOSHA長官は次のように述べている。「この公報は、建物内のカビを予防、管理、除去する方法について基本的な情報を労働者に提供し、これによって健康リスクを低減することを目的としている。この公報を読めば、カビ対策の経験がほとんどないか、全くない労働者でも、カビ問題が存在するかどうか、汚染が社内で管理可能か、それとも外部の助けが必要かどうかを判断することができる」
ヘンショー長官、反応性化学物質の安全に関するOSHAの計画を説明
ジョン・ヘンショーOSHA長官は、アリゾナ州スコッツデールで9月23日に開催された化学プロセス安全センター(Center for Chemical Process Safety)の第18回年次国際会議において、反応性化学物質の取り扱いに関連する問題に対処するために、OSHAでは反応性化学物質に関する指針を作成する予定である、と発言した。
OSHAでは、扱う工程が一つだけの事業者や小規模事業者、さらに倉庫など化学物質製造部門以外で化学物質を取り扱う事業者を支援するために、単一の、複雑ではない工程に照準を合わせるとしている。「単純ではあっても、従業員を危険にさらす可能性のある工程の取り扱いについて、これらの事業者に必要な指針を提供したいと考えている」、とヘンショー長官。
OSHAでは工程安全管理基準(Process Safety Management standard)を遵守するための指示についても明確にするとしており、ヘンショー長官によれば、この作業は2004年に完了する予定である。ただし、外部から多くの要請があった基準の修正に関しては、その予定はないという。
ヘンショー長官は、「現在の基準は、化学工程の中で起こるほとんどの問題に対処するための基礎として十分に機能している」と述べた。
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