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5分間の安全ミーティング:冬の安全運転で心がけるべきこと
Five Minute Safety Meeting: Bundle up to safe winter driving
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2004年12月号
p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
冬はクルマの運転が難しい季節である。ノース・カロライナ州運輸省は、冬の間は陰になった場所や橋、陸橋に気を付けるようドライバーに注意を促している。気温が下がったときに最初に凍結するのはこれらの場所だからである。
吹雪の中を運転しなければならない場合には、スピードを落とし、ワイパーを作動させ、ヘッドライトをロービームで点灯する。固まった雪の上では半分以下にスピードを落とし、氷の上では徐行する。必要な場合には摩擦力を高めるためにチェーンを装着するが、氷や固まった雪の上ではチェーンやスノータイヤを使ってもすべる可能性があることを忘れないようにする。氷や固まった雪の上では、急発進、急停止、急なハンドル操作は禁物である。いつも同様、ほかのドライバーにも注意する。
ノース・カロライナ州運輸省では、雪の積もった路面や凍った路面で発進または停止するときは、次のことに注意するようアドバイスしている。
- 通常の場合よりもゆっくりとスピードを上げる。
- ハンドル操作とブレーキの効きをテストして「路面から伝わる感触」をつかむ。
- 前のクルマとの距離を余分に取る。
- マニュアル車を運転している場合には、セカンド以上のギアで発進し、ゆっくりクラッチを離す。
- 減速するときは、停止するまでの距離を少なくとも通常の3倍見込んでおく。
- 停止するときは、ブレーキペダルに足を乗せたままにせず、エンジンブレーキで減速する。
冬が近付いてきたら、厳しい天候に備えてクルマの準備をしておく。NSCでは、定期点検の一環として次のことをチェックまたは調整するようアドバイスしている。
- イグニッション、ブレーキ、配線、ホース、ファンベルト
- 点火プラグ
- 吸気、燃料、および排気用の各フィルター
- PCVバルブ
- タイヤの空気圧、サイドウォールの磨耗、トレッドの深さ
- 不凍液の残量と凍結温度
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