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5分間の安全ミーティング:
労働統計局によると職場での傷病率は5.3件 Five Minute Safety Meeting: BLS: Workplace injury, illness rate at 5.3
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2004年5月号
p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
労働統計局(Bureau of Labor Statistics)によれば、2002年に事業者から報告のあった職場での致命的でない傷病件数は約470万件であった。これを常勤労働者100人あたりの傷病率に換算すると、5.3件となる。この値は2001年(労働者100人あたり5.7件)より低いが、労働統計局によれば、OSHAが2002年に記録保持要件を改訂したために、2002年のデータを前年のデータと比較することはできないという。
商品生産産業部門の災害率は、鉱業の労働者100人あたり4.0件から製造業の7.2件までとなっている。サービス部門の災害率は、金融・保険・不動産の労働者100人あたり1.7件から運輸
- 公益事業の6.1件となっている。今回の調査では、このほかにも次の点が注目される。
- 職場での傷病率は、小規模施設や大規模施設より中規模施設(従業員数50〜249人)のほうが一般に高かった。
- 報告のあった470万件のうち、休職を伴う療養、配置転換、作業の制限、またはこれらを組み合わせた対処の必要なものは約250万件であった。
産業別にみた職場での致命的でない傷病率

資料出所:Bureau of Labor Statistics、2004年
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