このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
|
 |
 |
|
5分間の安全ミーティング:運転席付きローラー/コンパクターのハザード Five Minute Safety Meeting: Ride-on roller/compactor hazards
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2005年4月号
p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
NIOSHの報告書によると、運転席のあるローラー/コンパクターを操作したり、その周囲で作業したりする従業員には、車両が転覆したり、車両やその一部にぶつかったりひかれたりして傷害を負うリスクがあるという。
報告書では、ローラー/コンパクターにおける転覆防止機構とシートベルトの使用拡大、安全計画と安全な作業慣行の教育訓練・確立・遵守、および適切な個人用保護具の使用によって、傷害や死亡は防げるとしている。たとえば、運転手は次のことを行う必要がある。
- 現場の安全手順および機械の適切な使い方に関する訓練を受ける。
- 車両を動かしたり車両の向きを変えたりする前に作業区域をチェックし、車両の通り道に労働者がいないかどうか確認する。必要に応じて、監視人を配置するか柵を設ける。
- 平らでない場所で車両を操作する際の危険について認識する。転覆を防ぐために、車両が通る勾配を適任者が常に検査する必要がある。
- シートベルトを着用し、たとえ転覆しても車両から飛び出さない。つぶされないようにするため、膝と肘を胴にぴったりとつけ、そのままの姿勢を保ち、衝撃から体を遠ざける。
- 毎日または交代前に、すべての装置システムと操作レバーの目視チェックおよび動作チェックを行ってから車両を動かす。
この報告書はwww.cdc.gov/niosh/docs/wp-solutions/2005-101で入手できる。
|
|