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FACEバリュー:NIOSHのFACEレポート
FACE Value
NIOSH's Fatality Assessment and Control Evaluation Reports
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2005年4月号
p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
#2002-09
事故発生日:2004年5月28日
フォークリフト運転手がマストと運転席の間にはさまる
この54歳のヒスパニック系フォークリフト運転手は、着座姿勢運転型フォークリフトを運転し、織物工場の製造フロアから工場倉庫に糸のパレットを運んでいた。そのシフトの職長は、立った姿勢のままでフォークリフトのマストとガード付き運転席の間に挟まっている運転手を発見した。運転手の左足はマストレバーの上にあり、右足は座席の上にあった。運転手にバイタルサインはみられず、その後、現場での死亡が確認された。
同種の事故の再発を防ぐには、事業者は次のことを行う必要がある。
- フォークリフトから降りる前に、フォークを下げ、フォークリフトのエンジンを止め、パーキングブレーキをかけてすべてのレバーをニュートラルに入れるよう、フォークリフト運転手に指示する。
- フォークリフト操作中は決して運転席から立たないよう、フォークリフト運転手に指示する。
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