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ニュース要約
News Briefs

(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2005年4月号 p.4)
(仮訳 国際安全衛生センター)



OSHAの新しいウェブツール、ヒスパニック系労働者を雇用する事業者に対応

 スペイン語を話す労働者を雇用している事業者向けの段階的な資料ガイドがOSHAのウェブサイトに掲載された。今回利用可能になったヒスパニック向けアウトリーチ・モジュール(Hispanic Outreach Module)は、スペイン語のアウトリーチおよび教育訓練の資料を事業者が見つけやすくすることを目的としたものである。特筆すべき機能として、400語を超えるOSHA一般および建設業の安全衛生に関する業界用語が収録された西英・英西辞書がある。詳しい情報を手に入れたい場合のOSHAの連絡先リストも掲載されている。
 このツールはwww.osha.gov/dcsp/compliance_assistance/quickstarts/hispanic/index_hispanic.htmlで利用できる。

貧乏ゆすりが労働者の減量に効く可能性

 デスクであれ、フォークリフトの運転席であれ、一日の大半を座ったままで過ごす人に朗報である。貧乏ゆすりでウェストラインを保てるという。
 『サイエンス(Science)』誌(Vol.307, No.5709)に掲載された報告によると、貧乏ゆすり(fidgeting)や相当量の軽い運動で肥満を防げる可能性が明らかになったという。
 ミネソタ州ロチェスターにあるマヨ・クリニックが発表したこの報告では、肥満体の人が座ったままでいる時間はやせた人より少なくとも毎日2時間多いことがわかったとしている。デスクから立って背伸びをする、休憩室まで歩く、といった軽度の運動をすることで1日約350カロリーが消費されるが、これは10〜30ポンドの減量効果があるという。

職業性騒音に関するウェブページ

 OSHAのウェブサイトに、騒音と聴力保護に関するページが新たに追加された。このページは職業性聴力損失の予防の推進を目的としたもので、職業性騒音とみなされるものとその健康への影響について解説している。OSHAの騒音ばく露基準と事業者の責任についても説明している。
 このページはwww.osha.gov/dts/osta/otm/noise/index.htmlにある。