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5分間の安全ミーティング:目の安全に注目する
Five Minute Safety Meeting: Keeping your eyes on the prize: Safety
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2005年8月号
p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
シカゴにある米国視覚障害防止協会(Prevent Blindness America)によると、目の傷害の4件に1件以上が職場で発生しているという。
同協会によれば、目の傷害を負った人のうち、多くの人は目の保護具が必要だと思っていなかったり、不適切な種類の保護具を着用していたりした。目の保護具には、米国規格協会(American National Standard Institute: ANSI)が認定したものだけを使用する必要がある。
米国視覚障害防止協会では、このほかにも目を保護するために次のようなヒントを提示している。
- すべての眼鏡やゴーグルに“ANSI Z87”がはっきりと刻印されていることを確認する。
- 目のハザードが存在する場合には常に目の保護具を着用する。
- 作業現場の最も近くにある洗眼設備の場所を確認し、その使い方を知っておく。
- 安全に対するハザードを見つけたときは、そのことをただちに事業者に知らせる。
- 安全に作業を遂行できる視力があるかどうか確認するために、目の定期検査の予定を立てる。
- 視力が弱い場合には、矯正用めがねの提供が可能かどうか事業者に尋ねる。
NIOSHでは、目を傷つけた場合に次のような応急措置をするよう勧めている。
目にごみが入った場合
- 目をこすらない。
- 洗眼剤を使い、多量の水で洗い流す。
- 目を洗ってもごみが取れない場合や、痛みや赤目が治まらない場合には、医師の手当てを受ける。
切り傷や刺し傷、目に物が刺さったままになった場合
- 目を洗わない。
- 目に刺さったものを取り除こうとしない。
- 刺さった物に力が加わらないようにして、目を保護できる硬いもので目を固定する。
- ただちに医師の手当てを受ける。
目をぶつけた場合
- 押さえ付けずに冷湿布をあてる。
- 痛みがとれない、視力が落ちた、充血している、しみがあるなどの場合には、早急に医師の手当てを受ける。
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