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FACEバリュー:NIOSHのFACEレポート
FACE Value
NIOSH's Fatality Assessment and Control Evaluation Reports
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2005年8月号
p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
#03KY124
事故発生日:2003年12月15日
金属製造工場オーナーが鋼板に押し潰される
4,000ポンドの鋼鉄製ベースプレートが落ちてきて金属製造工場オーナーが死亡した。排水処理工場で使用する10フィート×20フィートの鋼鉄製ベースプレートを作業班が作成し、フォークリフトを使ってプレートを工場の扉から外に運び出したときだった。フォークリフトの運転手はプレートの一方の端をフォークで持ち上げた。オーナーはブロックを置こうとプレートの下に頭からもぐりこんだ。このときプレートがフォークからすべってオーナーの上に落下した。オーナーは多数の鈍器損傷により死亡した。
同種の事故の再発を防ぐには、事業者は次のことを行う必要がある。
- 作業を安全に遂行するための適切な手順および道具を用意し、使用する。
- 安全のための最善の作業慣行を守る。
- 従業員に対し、フォークトラックの使用に関する適切な教育訓練を実施する。
- フォークリフトで持ち上げた荷の下には誰も入らないようにする。
- フォークリフト使用時の荷の適切な固定方法および持ち上げ方法について労働者に教育訓練を実施する。
- すべての作業について書面による安全のための手順を作成し、この手順を守るための教育訓練を実施する。
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