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5分間の安全ミーティング:よくあるオフィスのハザード Five Minute Safety Meeting: Common office hazards
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2005年2月号
p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
監督している自分のオフィス区域には、安全にかかわるハザードは存在しないと思っているかもしれないが、もう一度見直してほしい。上院と下院を含む議員オフィスの職場安全衛生を監督する立場にある連邦遵守課(Office
of Compliance)が先ごろ発行した広報では、よくあるオフィスのハザードがいくつか取り上げられている。
スプリンクラーの放水の邪魔になる物がある。スプリンクラーの放水部分のそば、または周囲に、オフィス家具や積み上げた物が置かれていると、スプリンクラーの放水範囲が狭まり、スプリンクラーの効果が大幅に損なわれることがある。スプリンクラーの下には18インチを超える高さの物を決して置かず、また放水範囲を狭めるような場所に物を置かないようにする。
電源コードが損傷している。損傷したコードや接地されていないコードは感電や火災を引き起こすおそれがあり、安全規則にも違反している。損傷がないかどうか定期的に電源コードを調べ、外側の覆いに損傷があったり電線が露出している電源コードを決して使わないようにする。三つ又プラグの3番目の刃が損傷したり取り除かれているものは決して使ってはならない。
重い物の保管方法が不適切である。物をたくさん積み上げていたり、重い物を上に重ねて置いていたりすると、倒れたり、ひっくり返されたりして危険である。重い物は床近くの低いところに置き、棚や保管庫の安全な耐荷重を決して超えないように注意する。
延長コードの使い方が不適切である。延長コードを火元とする火災原因で最も多いのは、不適切な使用および/または過負荷である。職場で使われている延長コードが、UL(Underwriters Laboratories, Inc.: 損害保険者研究所)などの認定研究機関による適切な承認を受けたものであって、一時的かつ1つの装置だけを接続するのに使われていることを確認する。
防火扉が開いている。承認されていない手段によって開いたままになっている防火扉は、火災のハザードとして重大である。防火扉を開いたままにすることができるのは、ビルの火災報知器が作動したときに自動的に防火扉が閉まるようになっている場合だけである。
室内暖房機が不安全である。室内暖房機が認定安全試験機関によって業務用として承認されていること、可燃物のそばに決して置かないこと、転倒時に自動的にオフになることを確実にするための転倒オフスッチが付いていることを必ず確認する。室内暖房機には決して延長コードを使わないこと。
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