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FACEバリュー
NIOSHのFACEレポート

FACE Value
NIOSH's Fatality Assessment and Control Evaluation Reports

(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2005年1月号 p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)



#03CA009
事故発生日:2003年11月19日

機械操作員がトラックにひかれる

 ボトムダンプ式のダブルトレーラートラックの後輪にひかれ、32歳の機械操作員が死亡した。被害者は、積み荷を落とす場所をドライバーに指示するために、歩いてトラックに向かっているところだった。トラックのドライバーは、被害者が離れた安全な場所にいると考え、後方を確認せずに車両をUターンさせた。

同種の事故の再発を防ぐには、事業者は次のことを行う必要がある。
  • トラックの方向転換を行えるのは、トラックのどの部分の回転半径にも歩行者が立ち入らないことを確認できた場合のみであることをトラックのドライバーに徹底する。
  • 走行中の車両の近くを労働者が歩くような作業現場では、標準操作手順の開発、導入、実施を確実に行う。