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ニュース要約 News Briefs
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2005年2月号
p.4)
(仮訳 国際安全衛生センター)
視認性の高い服装に関する基準が更新される
更新された最新の視認性の高い安全服に関するANSI基準によれば、メーカーはエンドユーザーに対し、視認性の高い服がANSIの同基準の要件をすべて満たしていることを示す文書を提供しなければならない。
この基準ANSI 107-2004は、ジャケット、ベスト、つなぎ服、ズボン、帽子、落下防止用ハーネス型安全帯を含む視認性の高い服の設計、性能に関する仕様、および使用について規定したもの。
新たに見直されたこの基準では、袖無し服を単独で着用した場合には性能クラス3(Performance Class 3)を満たさないことが定められているほか、各種の定義も拡張されている。
病気のときに働いた場合の心臓病の危険度が研究で明らかに
ロンドン大学ロンドン校(University College London)が10年にわたり1万人の公務員を対象に行った研究によると、病気のときに休むことをしない労働者の心疾患発病率は2倍になるという。
研究者らは、公務員の出勤率と健康の記録とを比較し、病気になっても休まなかった公務員のうち30〜40%で、冠状動脈性心臓病の発生率が2倍になっていることを発見した。研究は、病気をおして働くことのストレスが心疾患の危険を高めると結論付けている。
EPA、規制対象汚染物質のリストから6種類の化学物質を除外
EPAは、有害性のより低い溶剤の使用を業界に促すために、規制対象汚染物質のリストから6種類の化学物質を除外した。
EPAでは、各化学物質の見直しにより、「当該化学物質は以前考えられていたより危険性が低く、これらの物質の分類変更は公衆衛生を害するものではなく、場合によっては、より有害な化学物質や、環境により大きなダメージを与える化学物質に代えて、これらの物質を用いることにより、公衆衛生にとってプラスにもなりうる」との結論が得られたとしている。
6種類の化学物質は、エチレングリコールモノブチルエーテル、酢酸t-ブチル、HFR-7000、HFE-7500、HFC
227ea、ギ酸メチル。
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