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ニュース要約
News Briefs

(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2005年7月号 p.4)
(仮訳 国際安全衛生センター)



職場でのアンフェタミン使用は引き続き増加

最新の薬物テスト指数(Drug Test Index)によると、職場でのアンフェタミン使用は2004年も引き続き増加した。米国の一般労働者の間では、アンフェタミン使用による薬物陽性率は2004年には対前年比で6%近く上昇した。連邦レベルでテストが義務付けられている安全義務の高い労働者でも、アンフェタミン使用による薬物陽性率は6%上昇した。ニュージャージー州テタボローの薬物テスト・サービス業者クエスト・ダイアグノスティクス社が作成している薬物テスト指数は、年2回発表されている。

太り過ぎの労働者の稼ぎが少ないのは医療費が原因との調査

太り過ぎの米国労働者の稼ぎが平均体重の労働者より少ないことは多くの研究で明らかにされているが、カリフォルニア州スタンフォード大学のヘルスエコノミストらによる新しい調査によれば、太り過ぎの労働者の賃金が低いのは、当該労働者が事業者の提供する健康保険に入っている場合だけだという。
  全米経済研究所(National Bureau of Economic Research)のウェブサイトに掲載された報告書の中で最近明らかにされたこの調査結果は、通常の労働者より医療費が高額になりがちなことを見越して、事業者が太り過ぎの労働者のための医療支出を加味して賃金を調整していると指摘している。

OSHA、造園・園芸サービス業界向けにオンラインでヒントを提供

OSHAは、造園・園芸サービス業界の労働者と事業者向けにウェブベースで支援を提供するために、安全衛生トピックのページを新たに用意した。
  事業者や労働者は、包括的な安全衛生プログラムの作成・実施に役立つ情報にアクセスしたり、用意されたリンクをたどることで、業界において最も多くみられるハザードとこれらのハザードへの対処策を取り上げたサイトにアクセスすることができる。当該業界のスペイン語を話す労働者や若年労働者向けの各種資料も提供されている。
  このページは www.osha.gov/SLTC/landscaping/index.html にある。