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FACEバリュー:NIOSHのFACEレポート
FACE Value
NIOSH's Fatality Assessment and Control Evaluation Reports
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2005年3月号
p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
#03KY087
事故発生日:2003年9月3日
作業員がスキッドステアローダー(Skidsteer Loader)にはさまる
酪農場でフェンスの設置を担当する作業班に加わっていた23歳の男性作業員は、農場主から借りたスキッドステアローダーを返すようにとの指示を受けた。作業員は、バケットを上げたまま、すなわち運転室の上にバケットがある状態で、現場からスキッドステアローダーを運転していった。ゲートに近付いて車両を停止させたときも、作業員はバケットのアームを上げたままにしていた。そのあと何が起こったのかは誰にもわからないが、作業班が発見したとき、作業員はアームと車両の本体にはさまった状態になっていた。作業員は現場で死亡が確認された。
同種の事故の再発を防ぐには、事業者は次のことを行う必要がある。
- 資材を取り扱う装置の正しい操作とより安全な手順について、従業員に適切な教育訓練を施す。
- 種々の安全対策および手順を書面にした安全方針を用意する。この安全方針には、会社の方針に従わなかった場合の処分についても記述する必要がある。
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