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ニュース要約
News Briefs

(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2005年10月号 p.4)
(仮訳 国際安全衛生センター)


NSC、傷害のコストを全国レベルで集計

全米安全評議会(National Safety Council: NSC)によると、防止できたはずの傷害で毎年約2,700万人が病院の緊急治療室に運び込まれており、さらに10万人が命を落としているという。

NSCが毎年公表している「Injury Facts」によれば、非意図的傷害による死者は、1992年以来17%増えている。非意図的傷害は今や1〜39歳の死亡原因の第1位になっており、全年齢では死亡原因の第5位である。傷害による死亡のうち、54%は家庭や地域社会で起きており、業務上のものはわずか8%である。

OSHAがウェブページで製材業のハザードを特集

製材・建設資材販売業の労働者は、OSHAのウェブサイトに掲載された安全衛生トピックの新しいページで、安全に関する情報を手に入れることができる。このページwww.osha.gov/SLTC/nlbmda/index.htmlでは、製材・建設資材販売業を対象としたOSHA基準と、これらの産業におけるハザードについての情報を掲載しているほか、OSHAの関連指令および解釈に関する通達、電子支援ツール、教育訓練コースへのリンクが用意されている。

企業が大型暴風雨の動向を知ることができるウェブツールが登場

米国海洋大気庁(National Ocean and Atmosphere Administration: NOAA)は、2005年のハリケーンシーズン到来にあわせ、企業と一般市民が熱帯性低気圧とハリケーンの最新の動向を知ることができるウェブベースのツールを公開した。

www.stormtracker.noaa.govで公開され、NOAA Storm Trackerと名付けられたこのツールは、ブラウザーのウィンドウに情報を表示するもので、ウィンドウはサイズを変更したりコンピューターのデスクトップに置いたりすることができる。NOAA Storm Trackerには、米国に上陸する可能性のある暴風雨に関する気象情報、追跡マップ、衛星画像へのリアルタイムのリンクが含まれている。また、影響を受ける空港や高解像度の衛星画像へのリンクも用意されている。