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FACEバリュー:NIOSHのFACEレポート
FACE Value
NIOSH's Fatality Assessment and Control Evaluation Reports
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2006年4月号
p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
#03-OR-032-01
事故発生日:2003年10月3日
仮設作業区域で公益事業作業者が車両にはねられる
公益事業作業者が、作業区域に突っ込んできた車両にはねられて死亡した。作業者は、交通量の多い5車線の郊外道路上で行われる建設作業のために、地中のガス管の位置を確認していた。作業者は自分の車両を歩道に半分、バイクレーンに半分またがる形で停め、ほかのドライバーに警告するために車両の後方にオレンジコーンを2つ置いていた。作業者が自分の車両の左後部のそばに立っていたとき、車両が突っ込んできた。突っ込んだ車両のドライバーは携帯電話を使っていて、進路が逸れたらしい。作業者は現場で死亡が確認された。
同種の事故の再発を防ぐには、事業者は次のことを行う必要がある。
- 作業に着手する前に、通行パターンを含めて作業現場の分析を行い、作業区域に関する計画を立てる。
- 作業車が盾になるように駐車し、通行車両にはねられるのを防ぐ。
- 通行車両への接近・接触を最小限に抑える。
- ドライバーは、運転に集中できなくなったり、運転操作の邪魔になるようなことをしてはならない。
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