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ニュース要約
News Briefs

(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2006年4月号 p.4)
(仮訳 国際安全衛生センター)


OSHA、職場における自動車使用に関するガイドラインを発表

OSHAはさきごろ、業務で自動車を使用する事業者・従業員向けの新しいガイドラインを発表した。
  全米幹線道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration)とバージニア州ビエナの「交通安全をめざす事業者ネットワーク(Network of Employers for Traffic Safety)」が作成し、「自動車衝突事故の減少へ向けた事業者のためのガイドライン(Guidelines for Employers to Reduce Motor Vehicle Crashes)」と名付けられた32ページのガイドラインには、職場の安全運転プログラムを作成する際に事業者に役立つさまざまな情報が掲載されている。
  ガイドラインでは10ステッププログラムを取り上げて、交通安全の実績向上へ向けて事業者が講じることのできる対策を示している。ガイドラインはwww.osha.gov/Publications/motor_vehicle_guide.pdfからダウンロードするか、(202)693-1888に電話すれば入手できる。

新しい聴力保護速報が入手可能に

OSHAはさきごろ、聴力障害者の聴力保護に関する情報速報を公開した。
 OSHAによれば、今回の速報は、騒音環境での聴力障害者保護の問題に関して意識の向上を図るとともに、事業者・労働者・専門組織に対し、高い騒音レベルにさらされている聴力障害者に対応する際の指針を提供するものだという。新しい速報はwww.osha.gov/dts/shib/shib122705.htmlで入手できる。

ヒートラップ療法が腰痛を和らげるとの調査結果

『Journal of Occupational and Environmental Medicine』(Vol.47, No.12)に掲載された調査によると、肉体的に苛酷な作業に従事する労働者のぎっくり腰の痛みは、適度なヒートラップ療法を続けることで大幅に和らぐという。
  調査では、3日間の治療を受けると同時に疼痛管理について教育された患者は、疼痛管理の教育を受けただけの患者に比べて、痛みの程度が急速かつ大幅に緩和し、鎮痛効果も高かったとしている。