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ニュース要約
News Briefs

(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2006年8月号 p.4)
(仮訳 国際安全衛生センター)

掲載日2006.12.19

労働者のアンフェタミン使用は過去最低に

 ニュージャージー州リンドハーストのクエスト・ダイアグノスティクス(Quest Diagnostics)社が年2回発表している「薬物テスト指数(Drug Test Index)」によると、米国労働者のアンフェタミンとメタンフェタミンの使用は2005年、過去17年を通じて最低を記録した。

 同指数によれば、アンフェタミンの薬物陽性率は、2004年の0.52%から2005年には0.48%に低下した。メタンフェタミンの薬物陽性率は、2004年の0.33%から2005年には0.26%に低下した。

 この数字は、クエスト・ダイアグノスティクス社が2005年に実施した730万件を超える職場での薬物テストに基づいたもの。

OSHA、2006年の特定事業場監督計画を発表

 労働安全衛生庁(OSHA)は、危険度の高い約4,250の職場に照準を合わせた新たな特定事業場監督計画を発表した。OSHAはまず、休業・就労制限・配置転換を伴う傷害や疾病が、専従労働者100人当たり12件以上報告されている事業場を対象とする予定。

OSHAではさらに、職場での法令遵守の度合いを調べるために、傷害と疾病の報告件数の低い従業員数75人以上の職場約175件を無作為に選んで監督するとしている。

 計画の詳細は、新しいウィンドウに表示しますwww.osha.gov/OshDoc/Directive_pdf/CPL2_06-01.pdfPDF[156KB]で参照できる。

OSHA、建設業の安全へ向けた取り組みを公表

OSHAはさきごろ、建設業の安全確保のための取り組みの一環として、住宅における墜落・転落保護に関する調査をスタートさせた。OSHAでは新しい道路工事現場アウトリーチ・プログラムも進めており、“QuickCard”、ファクトシート、および交通安全CD-ROMに二か国語で安全情報を掲載する予定。

OSHAはさらに、溝掘り作業に関する調査を1年延長するとともに、閉塞空間、クレーン・デリックに関する新規則の作成を進めている。最終的なクレーン・デリック基準は早くとも2010年になる模様。


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