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5分間の安全ミーティング:農作業における電気の安全
Five Minute Safety Meeting: Keep electricity safe in farm work
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2006年2月号
p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
イリノイ州アーバナのイリノイ電気協議会(Illinois Electric Council)が「安全な電気(Safe Electricity)」と名付けて展開しているキャンペーンによると、今日の農場のハザードの上位には依然として感電死が入っているという。感電死はしばしば農機具が架空電線と接触して起こる。「安全な電気」キャンペーンでは、こうしたハザードから労働者を守るために、次のことを行うよう呼びかけている。
- 電線の周辺で行われる作業の内容および作業慣行を農場のすべての労働者とともに見直す。
- 電線のある場所を把握しておき、農機具は電線から10フィート以内に近付けない。
- 大型の機械や高く積み上げた荷を電線の近くで動かすときは、常に見張り役を置いて、電線と接触しないことを確認してもらう。
- 高いアンテナを備えた新しい大型トラクターを積んだり運んだりするときは、いつもより高さが増えていることに注意する。
- 乾燥機やその他の農家向け電気機器を使った作業は、資格を有した電気技師に任せる。
- 可搬式のオーガー(穴堀機)や昇降機を移動したり運搬したりするときは、その前に必ず可動部分を一番下まで(14フィート未満まで)下げる。可動部分を上昇させるときは注意する。
- 通り道を作るために電線を持ち上げたり動かしたりすることは絶対にしてはならない。
- 貯蔵所内部または周囲で穀物を均一にならす作業を行う場合には、金属性ポールを使用しない。
- 屋外作業すべてに共通することとして、はしご、ポール、棹などの道具を電線にひっかけないように注意する。材木、木の大枝、タイヤ、ロープ、干し草などの非金属製物質であっても、湿気、ほこりと汚れの程度によっては電気を通す場合があることを忘れない。
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