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ニュース要約
News Briefs

(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2006年2月号 p.4)
(仮訳 国際安全衛生センター)


2004年に報告された業務上傷害・疾病は4,300万件

労働統計局(Bureau of Labor Statistics: BLS)によると、2004年の業務上傷害・疾病の発生率は前年を下回った。
  労働統計局の2005年11月の報告によれば、2004年中に報告された民間企業の業務上傷害・疾病件数は約4,300万件であった。これは専従換算労働者100人当たりの発生率で4.8件に相当し、前年の5.0件をわずかに下回った。労働統計局によれば、2003年の業務上傷害・疾病件数は4,400万件であった。

NIOSH、二酸化チタンばく露に関するコメントを募集

国立労働安全衛生研究所(NIOSH)は、「二酸化チタンへの職業ばく露に関する健康ハザードの評価および勧告(Evaluation of Health Hazard and Recommendations for Occupational Exposure to Titanium Dioxide)」と題された最新情報速報(Current Intelligence Bulletin: CIB)の草案についてコメントを募集している。草案はwww.cdc.gov/niosh/docs/preprint/tio2に掲載されている。
  二酸化チタンは不溶性の白い粉で、塗料、化粧品、プラスチック、紙、食品など、多くの商品に使われている。NIOSHでは草案に関する公開の会合を2月27日に開く予定。コメントの募集期間は3月31日まで。コメントはwww.cdc.gov/niosh/docs/preprint/tio2/tio2cmnts.html で提出できる。

OSHA、樹木の手入れに従事する業界向けに安全衛生トピックのページを用意

労働安全衛生庁(OSHA)は2005年12月、樹木の手入れに従事する労働者と事業者のために、安全衛生トピックのページを新たに用意した。
  今回用意されたページでは、包括的な安全衛生プログラムの作成・実施に役立つ情報を提供するとともに、架空電線や枝の落下、安全装置の故障など、業界の潜在的ハザードを特定、対処する方法も学ぶことができるようになっている。また、OSHA基準、遵守指令、OSHA基準の解釈、および国内コンセンサスのある各種基準に関する情報・リンクも用意されている。
  このページはwww.osha.gov/SLTC/treecare/index.html にある。