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ニュース要約
News Briefs
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2006年1月号
p.4)
(仮訳 国際安全衛生センター)
欠勤のコストを試算した調査
欠勤率は昨年とほとんど変化がないものの、従業員一人当たりの平均欠勤コストは660ドルに上昇、事業者によっては年間100万ドルを超える負担になっている。ニューヨーク州ロチェスターのHarris Interactive社が実施した「2005年CCH社欠勤調査(2005 CCH Inc. Unscheduled Absence Survey)」で、こんな結果が明らかになった。
調査によると、病欠は欠勤のわずか35%を占めるだけで、残りの65%は、家庭の事情、私用、労働者の権利意識、およびストレスによるものであった。イリノイ州リバーウッズのCCH社によると、この調査で計算の対象とされたのは、給与が支払われながら労働が行われなかった時間の直接人件費だけで、生産性損失、代替要員の人件費といったその他のコストは考慮されていない。
NIOSH、効果的指導のためのスキルについて取り上げた文書を公開
国立労働安全衛生研究所(NIOSH)は、新たに公開した文書の中で、教育訓練のトレーナー/指導者から受講者に効率的かつ効果的に情報を伝えるには、どのようなオン・ザ・ジョブ教育訓練プログラムを作成・実施すればよいか解説している。
「オン・ザ・ジョブ・トレーナーのための指導スキル(Coaching Skills for On-the-Job Trainers)」と題されたこの文書によると、教育訓練を効果あるものとするには、単に受講者を経験豊富な労働者に付き従わせてそのやり方を見せるだけではだめで、あらかじめよく考えて周到に準備する必要があるという。この文書はwww.cdc.gov/niosh/mining/pubs/pdfs/2005-146.pdf でダウンロードできる。
NIOSH、CBRNマスクの認定証を発行
NIOSHはさきごろ、一般職場向けの対化学・生物学・放射線・核(chemica, biological, radiological and nuclear: CBRN)保護機能付きろ過式マスクに対し、初の認定証2通を発行した。
認定証が発行されたことで、ピッツバーグのMSA社とデラウェア州フレデリカのILC Dover社はそれぞれの当該製品に対し、職場での使用をNIOSHが承認した装置と表示することが可能になる。NIOSHでは、認定証に宣伝効果はないとしている。
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