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FACEバリュー:NIOSHのFACEレポート
FACE Value
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2006年7月号 p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
掲載日2006.12.07
#02MI119
事故発生日:2002年9月9日
街灯柱で感電死した労働者
2人の電気技師が、2灯式街灯柱の故障したランプの交換作業をしていた。2人のうち一方が、ハンドホールを開けて配線とヒューズをチェックするために、街灯柱の根元の濡れた芝生に膝をついた。このとき配線に電気が通じ、277ボルトの電気が流れた。実際に何が起こったのかは不明だが、電気技師は感電し、病院で死亡が確認された。
- 同種の事故の再発を防ぐには、事業者は次のことを行う必要がある。
- 離れた場所で作業する労働者については、一定時間ごとに様子を見る。
- 通電した機器、故障または破損した機器を対象とする作業を禁止する。
- 適切な安全装置を用意し、労働者がこの安全装置を確実に使用するようにする。
- 作業の対象が電線の場合には、作業の前に電線を電源から切り離してロックアウトする。
- 特定の作業固有のハザードについて、一定期間ごとに強化教育訓練を実施する。
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