FACEバリュー:NIOSHのFACEレポート
FACE Value
NIOSH's Fatality Assessment and Control Evaluation Reports
(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2006年3月号
p.2-3)
(仮訳 国際安全衛生センター)
#2994-09
事故発生日:2004年5月17日
製材所の労働者が貯蔵サイロでおがくずに埋まって死亡
36歳の労働者が、動かなくなった撹拌オーガー(サイロの床面上を動いて貯蔵物を撹拌する装置)のつまりを直すために、おがくず貯蔵サイロに入って死亡した。労働者がサイロに入ってから数分後、近くにいた同僚は叫び声を聞いた。同僚はほかの仲間たちとともに、崩れたおがくずを20分ほど堀り続けて労働者を発見、助けを求めるためにあちこち走り回った。同僚たちは会社の幹部に知らせ、この幹部が911に通報した。救急医療班は労働者を地元の病院に運び込んだが、この病院で労働者の死亡が確認された。
同種の事故の再発を防ぐには、事業者は次のことを行う必要がある。
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