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FACEバリュー:NIOSHのFACEレポート
FACE Value

資料出所:National Safety Council発行
Today's Supervisor 2006年10月号 p.2〜p.3
(仮訳 国際安全衛生センター)

掲載日2007.03.15
#03OK03401
事故発生日:2003年5月23日

掘削労働者に掘りくずが当たる

27歳の掘削労働者が、ガス井戸の清掃作業中に掘りくずに当たって死亡した。連絡不足のため、空気圧縮機のスイッチが入れられた際、掘削穴から出る掘りくずの流量をコントロールするバルブの準備ができていなかった。掘りくずは労働者に当たり、労働者は病院で死亡が確認された。

同種の事故の再発を防ぐには、事業者は次のことを行う必要がある。

  • あらゆる掘削作業を対象に作業慣行と手順を書面で作成、導入、実施する。
  • 仕事の内容を吟味し、飛来物やくず、その他のハザードの影響を受ける区域に労働者が直接立ち入ることのないようにする。
  • すべての労働者に対して適切な教育訓練を実施し、労働者が関わるあらゆる作業において労働者自身でハザードを認識して管理できるようにする。