このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。

FACEバリュー:NIOSHのFACEレポート
FACE Value

(資料出所:National Safety Council発行「Today's Supervisor」 2006年9月号 p.2〜p.3)
(仮訳 国際安全衛生センター)

掲載日2007.03.13
#04OK010
事故発生日:2004年4月1日

オペレーターがコンパクターにひかれて死亡

62歳のオペレーターは、トップギアで前進レバーが前いっぱいに倒されている状態のまま、バッテリー切れのコンパクター(圧縮機)を手工具により始動させようとしていた。オペレーターは車両にひかれ、タイヤとフェンダーの間に挟まれた。オペレーターは現場で死亡が確認された。

同種の事故の再発を防ぐには、事業者は次のことを行う必要がある。

  • 故障した装置はすべて修理が終わるまで確実に撤去しておく。
  • 実際に機器を使用する労働者に対し、製造元が指定する操作手順と安全慣行を徹底する。
  • 労働者が安全な作業手順を遵守しているかどうかを定期的に監視・評価し、必要に応じて再教育を実施し、是正措置を講じる。