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速報アジアにおけるアスベスト禁止の動向
掲載日:2006.11.29
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 Banning Asbestos in Asia[127KB]
アジア諸国の被害者団体ネットワーク(ANROAV)が状況をまとめたものである。
2000年におけるアジア諸国のアスベスト消費は、日本、韓国、シンガポール、台湾以外では、増大を続けていた。中国とインドは世界最大級の消費国で、中国は世界二位の生産国である。タイの国民一人当たりの消費量は、1.9kgで、世界一位であった。
クリソタイルであれば、管理によって安全に使用できるとのカナダのキャンペーンが、禁止への動きを妨げてきたため、採掘も含め、劣悪な環境でいまだに多数の作業者がばく露を受けている。
正確な診断のできる範囲が限られているため、疾患の発生状況が把握されていない国が多く、今後の増加が懸念されている。
関連情報
欧州においては、 アスベストによる障害の防止キャンペーンが、2003年のドレスデン会議の結果を踏まえて上級監督官委員会(SLIC)の主導により、2006年9月に開始された。詳細な指針も公表された。
JICOSHウェブサイトの関連情報
アスベスト・石綿
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