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研修事業

特別講演「アジア等各国の参加者からの報告」
研修生5名による特別講演を開催

 国際安全衛生センター(JICOSH)では、平成18年5月16日から6月1日まで「石綿・粉じん対策(屋外作業)」及び平成18年5月23日から6月1日まで「ゼロ災活動(KYT)(英語)」研修コースを実施し、5月31日(水)に安全衛生総合会館(東京都港区)において研修生5名による特別講演を開催しました。講演のテーマおよび資料は以下のとおりです。


    
1. 「ベトナムにおける安全衛生事情とアスベスト対策について」


ベトナムのMr. Vu Nhu Van氏(労働傷病兵社会省労働局次長)が、ベトナムの労働安全衛生法体系、政府機関及びNGOで構成された安全衛生国家委員会の役割と活動、また国家安全衛生プログラムの概要、最新の労働災害統計等について紹介した。


 * 資料 「 OCCUPATIONAL SAFETY AND HEALTH IN VIETNAM

ベトナム
労働傷病兵社会省労働局次長
Mr. Vu Nhu Van


2. 「 中国におけるアスベストの規制状況および関連法規 」

中国のMs. Yuan Chunxian氏(レイバー・プロテクション・マガジン社編集者)が、中国におけるアスベストの使用及び規制状況、じん肺に関する判断基準、じん肺の予防と治療等に関する諸規則について説明した。

 * 資料 「The management of asbestos dust control in China
中国
レイバー・プロテクション・マガジン社編集者
Ms. Yuan Chunxian


3. 「 タイにおけるアスベストの規制状況および関連法規」

タイのMs. KONGTIPPornpimol氏(マヒドン大学公衆衛生学部副学部長)が、タイにおけるアスベストの規制状況、内務省告示等の関連法規、国内におけるアスベスト関連疾患の有無について説明した。またタイ保健省、マヒドン大学、労働安全衛生センター(NICE)等におけるアスベストの調査研究結果の概要が示された。

 * 資料 「Asbestos situation in Thailand
タイ
マヒドン大学公衆衛生学部副学部長
Ms. KONGTIP Pornpimol


4. 「インドにおける有害化学物質の規制状況および表示に関する国際標準化への対応」

インドのMr. Mishra Santosh Kumar氏(センチュリー・レイヨン社マネージャー)が、インド国内における有害化学物質の規制状況、工場法等の関連法規、有害化学物質の表示(ラベル)のGHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)への対応について説明した。

 * 資料 「Control of Hazardous Substances, Legislations and GHS in India
インド
センチュリー・レイヨン社マネージャー
Mr. Mishra Santosh Kumar


5. 「マカオにおける建設安全の取り組みについて」

マカオのMr. TAM HOI KENG氏(マカオ労働局労働安全衛生部アシスタントテクニシャン)が、監督機関の立場から、マカオにおける建設安全について、監督指導の強化、安全衛生教育、労働労働安全衛生マネジメントシステムの導入、現行法規の見直し等の必要性について述べた。

 * 資料 「Current OSH Status of Civil Construction in Macao
マカオ
マカオ労働局労働安全衛生部アシスタントテクニシャン
Mr. TAM HOI KENG