中央労働災害防止協会 技術支援部 国際センター配信 No. 007(2018.11.06)

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★JISHA INTERNATIONAL OSH-Net CLUB
(略称:I-OSHクラブ)
(海外の安全衛生分野の最新情報を提供するメールマガジン)
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中災防国際センターでは、海外の最新の安全衛生情報の提供や日系企業担当者等への安全衛生教育等を通じて、海外においても、労働災害のない職場、働く人が安全で健康に働くことができる職場を実現していただくためさまざまな支援を行っています。今後は、メールマガジン「I-OSHクラブ」を通じて、皆様に海外の安全衛生の情報を定期的に配信いたします。

==== 目 次 =======================================================

・ 【最新の海外の安全衛生情報のご案内】(中災防HP等へのリンク)
・ 【最新の海外の安全衛生情報のご案内】(英語)
・ 【中災防の国際事業のアニュアルレポート】
・ 【安全衛生に関するイベントのご案内】
・ 【I-OSHクラブ メールマガジン登録のご案内】
・ 【編集後記】

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【最新の海外の安全衛生情報のご案内】
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海外の行政機関等のホームページにおける安全衛生情報を日本語に翻訳したり、日本の安全衛生情報を英語に翻訳し中災防ウェブサイトに掲載しています。タイトル下のURLをクリックすると、中災防ウェブサイト等の記事へリンクされます。

〇「インドネシアの労働安全衛生制度」(10月29日)
★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/sougou/pdf/indonesia201810.pdf

〇「シンガポールの労働災害発生状況(2013-2017年)」(10月29日)
★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/topics/201810_09.html

〇「国際疾病分類の第11回改訂版」(10月11日)
★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/topics/201810_08.html

〇「EU第4番目の職業上のばく露限界値に関する指令の遵守状況」(10月11日)
★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/topics/pdf/201810_07.pdf

〇「2017年日本の労働災害分析(英語)」(10月11日)
★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/topics/201809_02.html

〇「2017年日本の労働衛生の現況(英語)」(10月11日)
★詳細はこちら↓https://www.jisha.or.jp/english/statistics/health_in_detail_2017.html

〇「ゼロ災害全員参加運動について(各国語版)」(10月11日)
★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/topics/201810_06.html
 
〇「フランスの労働災害発生状況(2016年)」(10月11日)
★詳細はこちら↓https://www.jisha.or.jp/international/sougou/pdf/france201809_2.pdf

〇「韓国労働災害統計(2012年-2017年)」(9月25日)
★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/topics/201807_01.html

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【最新の海外の安全衛生情報のご案内】(英語)
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海外の行政機関等のホームページにおける安全衛生情報をピックアップして、お知らせします。タイトル下のURLをクリックすると、各機関のウェブサイトの英語ページへリンクされます(リンクは予告なく切れる場合があります)。

イギリス安全衛生庁(HSE)
○「イギリス安全衛生庁(HSE)は、英連邦の年間の災害・疾病統計を発表」(2018年10月31日)
原題「HSE releases Great Britain's annual injury and ill health statistics」

イギリス安全衛生庁(HSE)の2017年から2018年の統計によると、140万人が業務に起因する疾病を患い、55万人が非致死的な負傷を被りました。
注)近日中に本統計の邦訳を当協会ウェブサイトに掲載予定。

★原文はこちら(英語)↓
http://www.hse.gov.uk/press/2018/october/hse-releases-great-britains-annual-injury-ill-health-statistics.htm

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【中災防の国際事業のアニュアルレポート】
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中災防の2017年の国際事業をまとめたアニュアルレポート(「JISHA Annual Report 2018」)が発行されました。部数に限りがありますが、ご入用の方は当センターまでご連絡下さい。日英併記版(A4版20ページ)となります。

★詳細はこちら(PDF版)↓
https://www.jisha.or.jp/international/pdf/JISHA_Annual_Report_2018.pdf

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【安全衛生に関するイベントのご案内】
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国際分野における企業の安全衛生活動支援のための安全衛生交流会やその他のイベント等についてご案内します。

○「第12回 海外進出 安全衛生担当者情報交流会」(無料)
海外展開を図る企業の安全担当者等へ現地の最新の安全衛生情報の提供と担当者間のネットワーク構築の場を提供します(厚生労働省補助対象事業)。

日時: 30年1月31日(木) 13時00分から17時00分まで
場所:仏教伝道センタービル 8階「和の間」(東京都港区芝4-3-14)
対象:企業における安全衛生担当者等
参加費:無料(先着順60名)

発表1「ベトナムにおける産業保健分野の新たな動向について」
産業医科大学がベトナムの国立産業環境保健研究所(NIOEH)と協定を結び調査している産業保健分野における動向ついてご発表いただきます。

ご担当:福澤 義行 氏(産業医科大学 常務理事(総務担当))

発表2「タイにおけるマスクの普及活動について」
興研株式会社がタイのタマサート大学、安全衛生団体と共同で実施している呼吸用保護具の普及活動及び現地の状況についてご発表いただきます。

ご担当:豊島 勇治 氏(興研株式会社マーケティング本部海外ディビジョン マネージャー)

発表3「タイ及びベトナムにおける安全衛生動向について」
タイ及びベトナムにおける安全衛生制度の近年の動向やILOなどから発表されている関係法令等について発表します。

ご担当:唐沢 正義 氏(当協会 技術支援部国際センターアドバイザー)
申込方法:近日中に下記ホームページに申込用紙を掲載します。

※ 交流会終了後(17時20分〜19時30分)に希望者のみによる会費制の懇親会の実施を予定しております(1人3,500円程度の会費予定)。

★詳細はこちら↓
http://www.jisha.or.jp/international/exchange_communication/index.html

〇「Safety2.0 第3回国際安全シンポジウム 2018」
「世界は、安全で会社を強くする」をテーマに、安全に関する最新の情報をお届けします。先ず始めに、経済産業省から「「Connected Industries」による製造業の未来についての基調講演、次いでISSA(国際社会保障協会)の事務総長、そして、CSR世界一であるLEGO社のシニアディレクターから世界の最新情勢を、また、ドイツのPilz社からはIndustry4.0の進展について、更に日本の代表的な製造業及び建設業である、トヨタ自動車、清水建設より、人とモノと環境が協調して安全を創る<Safety2.0>に対する取り組みを発表いただきます。

日時: 11月20日(火)10:00〜17:15(開場9:30)
場所:機械振興会館 B2ホール(東京都港区芝公園3-5-8)
受講料:28,000円(税込み)(昼食含む)
★詳細はこちら↓
http://institute-gsafety.com/symposium-2018/

〇「国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)の活用フォーラム」
6月18日(月)、WHO(世界保健機関)は、国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)を公表しました。その活用方法等について日・WHOフォーラムが下記のとおり開催されます。

日時: 11月30日(金) 10時00分から16時30分まで
場所: UNハウス(国連大学)3階ウ・タント国際会議場(住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70)
主催:厚生労働省、世界保健機関(WHO)【予定】
参加費:無料(定員300名)

★詳細はこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184883_00001.html

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【ISO45001に関わる世界の新たな動き】
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ISO45001(労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格)が2018年3月12日に発行されました。ISO45001に関連する最新のミニ情報をお知らせします。

厚生労働省は国際標準化機構が本年3月に労働安全衛生マネジメントシステムに関する国際規格(ISO 45001、ISO/IEC TS 17021−10)を発行したことを踏まえ、労働安全衛生マネジメントシステムに関する日本工業規格(JIS Q 45001、JIS Q 45100、JIS Q 17021−10、JIS Q 17021−100)を制定し、公表しました。内容は、日本工業標準調査会ホームページなどで閲覧できます。

中災防では、これまでISO45001の規格策定やJIS原案作成に関わってきた経
験を活かし、さまざまなサービスを展開していきます。

◆ISO45001関係の情報はこちら↓
(厚生労働省)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_01618.html

(中災防のISO45001関連の情報)
 https://www.jisha.or.jp/iso45001/index.html

(中災防プレスリリース)
 https://www.jisha.or.jp/PressRelease/pdf/20180928.pdf

(日本工業標準調査会)
 http://www.jisc.go.jp/

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【国際協力機構(JICA)を通じた労働安全衛生分野の途上国支援について】
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中災防では、国際協力機構(JICA)からの委託を受け、途上国の行政官等を対象とした労働安全衛生分野の技術協力を行っています。今年度は、複数の国を対象とした課題別研修「労働安全衛生政策向上」の他、イラクやヨルダンを対象とした国別研修も行っています。研修の実施風景を一般の方にも公開する試みも実施しています(本年度は既に研修が終了しているため、公開は次年度以降となります)。

★詳細はこちら↓
https://www.jisha.or.jp/international/training.html

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【I-OSHクラブ メールマガジン登録のご案内】
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JISHA International OSH-Net Club(I-OSHクラブ)メールマガジンの登録を募集しています。興味のある方はどなたでも登録できますので、配信希望の方は、下記メールアドレスに、メールのタイトルを「メルマガ申込」として、(1)「登録したいメールアドレス」と(2)「会社名・部署」を記載の上、お申込下さい。なお、登録は何名でも登録可能です。

メールマガジン(I-OSHクラブ)申込先アドレス: kokusai@jisha.or.jp

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【編集後記】
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先日、中国大陸と香港・マカオなど結ぶ世界一の橋がいよいよ開通しました。今から30年ほど前、沢木耕太郎の「深夜特急」の小説に触発されて、香港への片道航空券を手に啓徳空港に一人降り立ちました。「東洋のカスバ」と呼ばれ一度入ったら抜け出せないとまで言われた九龍城(貧民街)やバックパッカーの聖地である重慶大厦(簡易宿泊所)はうぶな心には刺激的な光景でしたが、同時にそこに住む庶民の活力あるエネルギーを感じて止みませんでした。今後はこの橋の完成と庶民のエネルギーが一体となり、同地域の経済発展をさらに押し進めていくことになるのでしょう。(国際セ 住)

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海外の安全衛生に関するご相談や本メールマガジンの内容に関するご質問等につきましては、下記までご連絡下さい。

中央労働災害防止協会 技術支援部 国際センター
〒108−0014
東京都港区芝5−35−2 安全衛生総合会館6階
電話 03−3452−6297
FAX 03―3454−4596
メール kokusai@jisha.or.jp
国際センターウェブサイト http://www.jisha.or.jp/international/index.html

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