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被雇用者の死亡災害の発生率の高い産業 |
(Supplementary table 5, 6, 8 及び 9 参照) |
第5図:被雇用者の死亡災害10万人率(2000/01年度から2002/03年度迄の総合)
- 2000/01年度から2002/03年の総合で被雇用者の死亡災害発生率の最も高い産業は、リサイクル業(SIC
37)であり、全産業平均の25倍近くに達している。この率は3年間に8件の死亡事故があったことにもとづいている。
- その他の鉱業及び採石業(SIC 14)における被雇用者の死亡災害発生率は、全産業平均の12倍である。原油及び天然ガス採掘業(SIC
11)における被雇用者の死亡災害発生率は、全産業平均の10倍を僅かに超えている。
- 石炭・亜炭鉱業:泥炭採掘業(SIC 10)における2000/01年度から2002/03年度迄の総合した被雇用者の死亡災害発生率は5.4であり、死亡災害の件数は比較的少い。2001/02年度に地下炭鉱で1件と露天炭鉱で1件である。2000/01年度又は2002/03年度に被雇用者の死亡災害は無い。
- コークス、石油製品及び核燃料製造業(SIC 23)の被雇用者の3年間の総合死亡災害発生率は3.7であり、これは比較的少い死亡災害件数(3件)にもどづいている。
- 農業、狩りょう業、林業、漁業及び建設業の被雇用者の3年間の総合死亡災害発生率はそれぞれ6.6と5.7であり全産業平均の約8倍と7倍である。
- このトップ10のハイリスク産業の被雇用者の3年間の総合死亡災害発生率は、被雇用者の死亡件数601のうち367を占めておりその割合は61%である。
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訳注) |
国際標準産業分類(ISIC-ここではSICと表記)の日本語訳は「日本ILO協会」発行「国際労働経済統計年鑑」2000年版の付録「全経済活動に関する国際標準産業分類(ISIC-改訂第3版)(仮訳)」の表記に従った。 |
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