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2002/03年度のイギリスにおける死亡災害の統計

資料出所：HSEホームページ「Statistics of Fatal Injuries 2002/03」
http://www.hse.gov.uk/statistics/overall/fatl0203.pdf

（仮訳　国際安全衛生センター）

農業における就業者の死亡災害

（Supplementary tables 4, 5 及び 13参照）

就業者の死亡災害者数は過去10年間全体的な傾向はなく変動している。その数は2001/02年度の39から2002/03年度は36になり、ほぼ8%の減少で、過去11年間の最低記録である。1999/2000年と件数は同じになった。
被雇用者の死亡災害者数は、2001/02年度の20から2002/03年度は16に減少しているが、過去11年間全体的な傾向はなく変動している。
自営業者の死亡災害者数は、2001/02年度の19から2002/03年度は20と僅かに増加しているが過去11年間全体として変動している。
就業者の死亡災害率は、2001/02年度の9.2から2002/03年度は9.5と増加している。過去3年の率は1990年代の前半より高くなっており、これは自営業者の死亡災害率の増加に起因する。

第7図：　農業における就業者の型別死亡者数（1996/97年度から2002/03年度の総合）

1996/97年度から2002/03年度の間の死亡災害の3/4余りが、動いている車輌に激突され（27%）、墜落・転落（24%）、及び飛来・落下した物体等に打たれる（24%）である。
省略

第8図：　農業における災害の型別就業者の死亡災害者数
1996/97～2002/03（2002/03年度は暫定値）

2002/03年度に於ては「動いている車両に激突され」により死亡した就業者の数は、（2001/02年度は14に増加したのにもかかわらず）2000/01年のレベル迄減少した。2002/03年度の8件の死亡災害は3件のトラクター及び4件のフォークリフトを含む。

2002/03年度は、「墜落・転落」又は「飛来・落下した物体に打たれる」」ことにより死亡した就業者の数は減少した。この2種類の型別の災害の数は過去7年間に報告された数で一番少い。