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2002/03年度のイギリスにおける死亡災害の統計

資料出所:HSEホームページ「Statistics of Fatal Injuries 2002/03」
http://www.hse.gov.uk/statistics/overall/fatl0203.pdf

(仮訳 国際安全衛生センター)



採取業及び用役供給業における就業者の死亡災害
(Supplementary tables 45、6、7 及び 13 参照)

第9図: 採取業及び用役供給業における就業者の死亡災害者数と死亡災害年10万人率
1994/95〜2002/03(2002/03年度は暫定値)


  • 採取業は、炭鉱、露天鉱、採石、石油及び天然ガス採掘業、並びに電気、ガス及び水供給業を含む。この産業には自営業者はほとんどいないので統計は主として被雇用者をカバーしたものである。被雇用者の死亡災害者数は、変動しているが、2001/02年度の14から2002/03年度は3に下っている。

  • 2002/03年度の被雇用者の死亡災害者数は、1994/95年度から2002/03年度迄の期間で最も低い。

  • 炭鉱の死亡災害は、現在は1990年代の中頃より実質的に低くなり、1999/2000年度から2002/03年度の4年間は僅か1件である。

  • 電気発電供給業における死亡災害は、2001/02年度の6件及び2000/01年度の0件に対し、2002/03年度は2件である。


第10図: 採取業及び用役供給業における被雇用者の死亡災害10万人率
(2000/01年度から2002/03年度迄の総合数)




  • 被雇用者の死亡率は、採取業および用役供給業に於ては比較的高いが、死亡者数が少ないので変動しやすい。

  • 2000/01年から2002/03年の総合数に於て、死亡率の高い産業の死亡者数は
    • その他の鉱業及び採石業(SIC 14)は8
    • 原油及び天然ガス採掘業(SIC 11)は8
    • 石炭・亜炭鉱業;泥炭採取業(SIC 10)は2
    • 電気、ガス、スチーム及び温水供給業(SIC 40)は7


第11図: 採取業及び用役供給業における災害の型別就業者の死亡災害者数
(1996/97年度から2002/03年度迄の総合数)




  • 1996/97年度より2002/03年迄の6年間の採取業及び用役供給業における就業者の死亡災害者総数は78であり、そのうち4は自営業者である。

  • 省略

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