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2002/03年度のイギリスにおける死亡災害の統計

資料出所:HSEホームページ「Statistics of Fatal Injuries 2002/03」
http://www.hse.gov.uk/statistics/overall/fatl0203.pdf

(仮訳 国際安全衛生センター)



製造業における就業者の死亡災害
(Supplementary tables 45、8 及び 13 参照)

第12図: 製造業における就業者の死亡災害者数と死亡災害年10万人率
1992/93〜2002/03(2002/03年度は暫定値)


  • 2002/03年度の就業者の死亡災害者数は41であり、過去11年間で最低だった1999/2000年度と同じである。この数は2001/02年度の48件から15%減少している。

  • 2002/03年度の被雇用者の死亡災害者数は、2001/02年度の47より少なくなり41であった。2002/03年度の自営業者の死亡災害は無かった。

  • 就業者の死亡災害年10万人率は、2001/02年度の1.2に対し、2002/03年度は1.1であった。

  • 製造業に於ける2002/03年度の就業者の死亡災害者数41のうち、11は金属製品製造業、4はゴム及びプラスチック製造業、4は非金属無機製品製造業、並びに3は食料品・飲料製造業であった。


第13図: 製造業における被雇用者の死亡10万人率
(2000/01年度から2002/03年度迄の総合数)




  • 2002/03年度の被雇用者の死亡年10万人率は、2001/02年度の1.3から1.1に減少したが、その率は年々変動している。

  • 2002/03年度の自営業者の死亡年10万人率は、2001/02年度の0.4から0に減少している。その率は1997/98年度以降確実に減少している。

  • 2000/01年度から2002/03年度迄の総合数に於て、被雇用者の死亡10万人率で高い率を示す業種の死亡者数は、
    • 第1次金属製造業(SIC 27)の15
    • 木材、木製品及びコルク製品製造業(家具を除く)(SIC 20)の8
    • リサイクル業(SIC 37)の8
    • コークス、石油精製品及び核燃料業(SIC 23)の3


第14図: 製造業における災害の型別就業者の死亡災害者数
(1996/97年度から2002/03年度迄の総合数)




  • 最もありふれた死亡災害の型は「飛来・落下した物体等に打たれる」であり、1996/97年から2002/03年度迄の7年間で全死亡災害の1/5を超えている。

  • 省略

  • 墜落・転落による就業者の死亡災害者数は、2001/02年度の11から2002/03年度は3に減少した。この数値は過去7年間で製造業に於て報告された最低の値である。