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看護師団体に寄付金−注射針災害防止キャンペーン資金に

資料出所:BNA発行「Occupational Safety and Health Reporter」30-17
(訳 国際安全衛生センター)


全米看護師協会 (ANA) はBNAに対して4月20日、注射針災害防止のための教育キャンペーンの資金として、民間から用途に制限のない寄付金を受け取ったことを明らかにした。
アメリカ 労働省労働安全衛生庁(OSHA)監督下の郵政公社の検査件数が増加
このキャンペーンは同協会の「安全な針は命を救う」(Safe Needles Save Lives)キャンペーンの一部として、5月6日から12日までの全国看護師週間における看護師へのサービスとして展開された。寄付金を出したのは安全注射針メーカーのベクトン・ディキンソン会社である。

ANAはこの資金を使って、労働省労働安全衛生庁(OSHA)による血液媒介病原体基準に関する順守命令の新しい要件を中心に、ワークショップを開催する。この命令は事業者にエンジニアリング・コントロール(安全な注射針など)、作業習慣コントロール、個人用保護具、その他の規定を組み合わせて、血液を媒介とした疾病に対する職業上の暴露を防止することを義務付けている。

ワークショップは参加費無料で、6月23日までの間に全米各地で実施され、負傷を防ぐためにデザインされた最新の注射針を実際に評価する機会を提供した、とANAは言っている。

http://www.bna.com