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NSC発行「Safety + Health」2006年6月号
掲載日:2006.11.09
産業特集

建設業

官民同盟、幹線道路建設現場の危険やシリカに照準
フロリダ州セントピータズバーグ(ST. PETERSBURG)― コンクリート切断・穿孔協会(Concrete Sawing and Drilling Association: CSDA)はこのたび、労働安全衛生庁(OSHA)と同盟を結び、コンクリート切断・穿孔業者に対し、幹線道路工事現場の危険有害性や、自動車安全、シリカ関連の有害性からの呼吸器保護を中心とした情報を提供する。

官民同盟を通じ、OSHAとCSDAは、職場の危険有害性の認識と予防について情報を作成し、印刷物や電子媒体、ウェブサイトなどを通じて、業界全体にその情報を伝達する。

事実チェック
 
製造業で非死亡傷害率*の高い業種(2004年)
傷害部位 障害者件数
鋳造業 14.0
自動車製造業 13.1
造船業 12.9
自動車車体・トレーラー製造業 12.3
調達鋼材による鉄鋼製品製造業 10.6
第一次金属製造業 10.0
木製品製造 10.0
建設・建造用金属製造業 9.8
動物屠殺・加工業 9.8

*常用雇用者100人あたりの比率。

出所:全米安全評議会(NSC)、Injury Facts、2005〜2006年版