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NSC発行「Safety + Health」2006年6月号
掲載日:2006.11.09
ニュース

CDC:男性、傷害費用の70%を占める

ワシントン― 疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)の新刊、「米国の傷害発生率およびその経済負担(The Incidence and Economic Burden of Injury in the United States)」によると、2000年に発生した傷害5千万件は、4,060億ドルもの費用となる。

CDCは、傷害費用総額のおよそ70%は男性が占めており、これは、男性のほうが女性より傷害率が高く、また、賃金も高めだからであると指摘した。年齢階層別では、米国の人口の30%を占める25〜44歳が、傷害費用総額の40%を占める。

全米安全評議会(National Safety Council: NSC)は、毎年、傷害経済データを発表している。NSCのデータとCDCのデータは、用語の定義や統計手法の相違から、くいちがっている。NSCでは、非意図的傷害の経済費用は、2000年は5,120億ドルと見積もっている。

CDCの新刊書について、詳細は、新しいウィンドウに表示しますwww.cdc.gov/ncipc/factsheets/Economic_Burden_of_Injury.htmで閲覧できる。