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NSC発行「Safety + Health」2006年6月号
掲載日:2006.11.09
ニュース

OSHA、傷病率の高い事業者14,000人に通告

ワシントン― 労働安全衛生庁(Occupational Safety and Health Administration: OSHA)は、4月下旬、事業者およそ14,000人に対し、事業場の傷病率が平均より高く、ついては安全衛生の危険有害性を是正する措置を取らねばならないと通告した。

当局は、8万ヶ所の事業場を対象とした2005年度の調査から、傷病率の高い企業を特定した。この調査は、2004年から、事業者から報告のあったデータを用いている。特定された事業場は、休業、就業制限または配転を伴う傷病者が、100人あたり6人以上であった。

通告を受けた事業者は、自社の傷病データの複写とともに、業界で違反の多いOSHA基準の一覧表を受け取った。

当局はまた、こうした違反件数を減らすために、無料の安全衛生相談サービスを紹介するなど、支援活動も提供している。

14,000の事業場は、州別、アルファベット順に、OSHAのウェブサイト、新しいウィンドウに表示しますwww.osha.gov/as/opa/foia/hot_12.htmlで閲覧できる。