このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
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特別講演
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「ゼネラルモータース(タイ)における安全への取り組み」 |
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「インドネシアの製糖工場における安全衛生と環境への取り組み」 |
を開催
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国際安全衛生センターでは、2月12日(木)、安全衛生総合会館13階会議室にて、ゼネラルモータース(GM)の総務安全課長のスリビラッティ・ウクリット氏による「ゼネラルモータース(タイ)における安全への取り組み」及びグヌン・マドゥー・プランテーションの産業医であるエビィ・マイセルマ氏による「インドネシアの製糖工場における安全衛生と環境への取り組み」について特別講演を開催した。
前半の講演では、GM共通の安全を重視した生産活動を展開させるための「デザイン-イン・セーフティー・プロセス(GMモータースによる安全構築のプロセス)」のコンセプトと具体的な実施例について説明があった。全社でこの取り組みが行われ、ラインの設計段階から一連の生産工程に対して、リスクアセスメントが行われ、安全衛生に関してどのような対策や措置が必要であるか事前に検討され対策がとられる。このプロセスにより改善にかかる費用や労力が大幅に削減される。
後半の講演、PT.グヌン・マドゥー・プランテーション(PT. は CO., LTD.の意味)は、インドネシア共和国スマトラ島南部のランプン州に、栽培面積25,000ヘクタールの砂糖きび畑と製糖工場を有し、約1,700人の従業員と、砂糖きびの収穫時に必要となる約8,000人のデーリーワーカーが働いている。砂糖きびから砂糖(Cane
Sugar)が生産されるまでの製造プロセス、副産物の利用についての概略、それに伴う労働安全衛生上の問題点と取り組んでいる具体的な対策について解説があった。
この会社は地域社会においても重要な役割を占めており、会社の産業医は従業員の健康管理のみでなく、従業員の家族をはじめとした地域社会の公衆衛生にも大きな役割をはたしている。またこの会社の公約は「重大な危険なし、職業病なし、地域社会へのダメージなし、健康な労働者・健全な会社」である。 |
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Srivirach Ukrit氏 |
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Evi Maiselma氏 |
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この講演についての資料は以下とおりです。
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