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シンガポール新労働安全衛生法の手引き
A Guide to the Workplace Safety and Health Act

(仮訳 国際安全衛生センター)

掲載日 2006.12.26

まえがき

このブックレットは、シンガポールにおいて2006年3月1日に施行される新しい職場安全衛生法の手引きです。

労働安全を確保する義務は、あらゆる人が負っています。すべての労働者が一日の終わりに安全に帰宅できるようにすることは、一個人の努力で実現できるものではなく、関係者すべてが協力した結果としてはじめて可能になるものです。

政府は、より安全な職場の実現を目指した従来からの取り組みの一環として、シンガポールの労働安全衛生の水準を向上させるためのいくつかの重要な改革の実施を宣言しました。そして、労災死亡件数を5年間で3分の1を減らし、10年以内に2分の1に減らすための新たな枠組みが整備されました。職場安全衛生法は、すべての労働者の福祉の実現を目的とした、この新たな枠組みの不可欠な要素です。