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大阪労働衛生総合センター

分析測定サービス

分析測定サービス

大阪労働衛生総合センターでの分析測定サービス

当センターでは、生体・非生体試料中の有害化学物質およびその他特殊な化学物質の
分析・測定を実施しております。法律に関する特殊健康診断の項目は全て受け付けております。
分析のご依頼、ご相談は下記フォームより、お問い合わせください。

当センターは精度管理調査で、令和5年度も評価Aを獲得いたしました

公益社団法人全国労働衛生団体連合会が実施する労働衛生検査分野の精度管理調査にて、
最も高い評価Aを獲得いたしました。
当センターでは今後も検査精度の維持向上に努めてまいります。

主な分析項目

生体中の金属類、有機溶剤とその代謝物。
血液中、尿中等に含まれる金属類、有機溶剤の代謝物を測定し、有害ばく露量の評価を行います。

空気中の金属類、有機溶剤。
捕集方法はアクティブサンプラー及びパッシブサンプラーのいずれにも対応致します。

特殊健康診断が変わりました!

令和3年4月1日 特定化学物質障害予防規則の一部が見直されました。

物質名 検査内容
マンガン血中マンガン、尿中マンガン (二次健診)

当センターでは、上記物質の分析を実施しています。お気軽にお問い合わせください。

令和2年7月1日、化学物質取扱業務従事者に係る特殊健康診断項目が見直されました。

物質名 検査内容
スチレン尿中マンデル酸とフェニルグリオキシル酸の和
メチルイソブチルケトン尿中メチルイソブチルケトン
カドミウム血中カドミウム(一次検診)
カドミウム尿中カドミウム(二次検診)

当センターでは上記4物質の分析を実施しています。お気軽にお問い合わせください。

<参考>「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令案要綱」の諮問と答申
URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09081.html

トピックス

日本産業衛生学会 第50回産業中毒・生物学的モニタリング研究会において、当センター職員が以下の発表を行いました。

  • 演題名:尿中揮発性及び半揮発性物質における保存容器の基礎的研究
    (発表者:山田 愛)

第62回日本労働衛生工学会において、当センター職員が以下の発表を行いました。

  1. シンポジウム:「知識を知恵に!化学物質リスクマネジメントにおける専門家の役割と提言」 産業医からの提言
    (発表者:圓藤 吟史)
  2. 演題名:リスクアセスメント対象物質のばく露濃度測定方法に関する検討(1)
        リン酸トリ-n-ブチルの個人ばく露濃度測定法の検討
    (発表者:山田 愛)
  3. 演題名:リスクアセスメント対象物質のばく露濃度測定方法に関する検討(2) ジシクロペンタジエン
    (発表者:井上 舞香)
  4. 演題名:リスクアセスメント対象物質のばく露濃度測定方法に関する検討(3) 分析方法の改良
    (発表者:田代 富子)

当センター職員が「大久保利晃産業保健研究奨励賞」を受賞しました。

  • 業績名:自律的化学物質管理に役立つ「ばく露の見える化」のためのばく露モニタリング手法の開発
    (公益信託 産業保健研究奨励基金)
  • 受賞者:石井健太

第61回日本労働衛生工学会(実行委員長:当センター職員 東久保 一朗)において、当センター職員が以下の発表を行いました。

  1. シンポジウム:グリーンプリンティング認定制度を活かした自律的化学物質管理
    (発表者:圓藤吟史)
  2. 演題名:騒音ばく露計を用いたB測定方法の提案
    (発表者:東久保一朗)
  3. 演題名:ニトリロ三酢酸の個人ばく露濃度測定法の検討
    (発表者:山田愛)
  4. 演題名:N-イソプロピル-N´-フェニルベンゼン-1,4-ジアミンの個人ばく露濃度測定法の検討
    (発表者:田代富子)

第49回産業中毒・生物学的モニタリング研究会において、当センター職員が以下の発表を行いました。

  1. 演題名:尿中ベンジルアルコールの測定法の開発と生物学的モニタリングの有用性について
    (発表者:石井健太)

当センター職員が執筆した論文が掲載されました。

  • タイトル:Development of a method to determine workers’ personal exposure Levels to glyphosate
  • 著  者:Kenta Ishii, Akito Takeuchi,Osamu Nishinoiri,Ginji Endo,Mariko Ono-Ogasawara
  • 雑 誌 名:Journal of Occupational Health,64:e12345,2022
  • リンク先:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/1348-9585.12345 別タブで開きます

第42回作業環境測定研究発表会/第60回日本労働衛生工学会において、当センター職員が以下の発表を行いました。

  1. 演題名:溶接ヒュームの濃度測定を実施して
    (発表者:湯浅映里)
  2. 演題名:グリホサートの個人ばく露濃度測定法の検討
    (発表者:石井健太)

第62回近畿産業衛生学会において、当センター職員が優秀演題賞を受賞しました。

  1. 演題名:労働衛生検査用混合標準液の開発
    (発表者:平野眞由美)

第94回日本産業衛生学会において、当センター職員が以下の発表を行いました。

  1. 演題名:尿中ナフトール濃度が高値を示した抗うつ薬服用例
    (発表者:石井健太)

当センター職員が執筆した論文が掲載されました。

タイトル:Simple and reliable method to simultaneously determine urinary 1‐ and 2‐naphthol using in situ derivatization and gas chromatography‐mass spectrometry for biological monitoring of naphthalene exposure in occupational health practice
著者:Akito Takeuchi, Sadao Nakamura, Akira Namera, Tomoaki Kondo, Hiroyuki Onuki, Shinobu Yamamoto, Shingo Okamura, Osamu Nishinoiri, Yoko Endo, Hiroyuki Miyauchi, Ginji Endo
雑誌名:Journal of occupational health, 62: e12144, 2020

今後も、当センターでは労働衛生に活用できる技術開発を継続してまいります。

お問合せ

中央労働災害防止協会(中災防)大阪労働衛生総合センター
労働衛生検査室
TEL 06-6448-3788  FAX 06-6448-2263
E-mail:oskbun@jisha.or.jp