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労働安全衛生法 1994年
Occupational Safety and Health Act 1994
1997年労働安全衛生(危険な化学物質の区分・包装および表示)規則
Occupational Safety and Health ( Classification,
Packaging and Labelling of Hazardous Chemicals )
Regulations 1997
(資料出所:His Majesty's Government Gazette Published by Authority 10hb
April 1997)
(仮訳 国際安全衛生センター)
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表I
(規則第2条)
危険な化学物質及び調合物
本表の目的のため、もし文脈が別なものを要求していなければ−−
「急性的健康危険」とは、一つの暴露のあと直ちに又はまもなく生じる、ある結果に帰着する可能性のある危険を意味する。
「沸点」とは、蒸気圧(すなわち、液体と平衡状態にある蒸気の摂氏温度に特有な圧力)が、外気圧と等しい又はわずかに大きい、その液体の温度を意味する。
「発がん性」とは、吸収、摂取、あるいは皮膚に浸透した場合に、人問にがんを誘発する、あるいはその負担を増す可能性のある物質又は調合物を意味する。
「慢性的健康危険」とは、繰り返された又は長びいた暴露の後に生じる有害な結果に帰着する可能性のある危険を意味する。
「発熱反応」とは、熱エネルギーを生み出すこととなる化学物質の反応を意味する。
「引火点」とは、極端な可燃性、高度な可燃性、および可燃性の化学物質に関連して、液体が発火するに十分な気化ガスを生み出すであろうところの、最も低い摂氏温度を意味する。
「危険な調合物」とは、表IパートA及びBにおいて、分類される特性を有する調合物、あるいはその調合物が危険であることを示す関連情報が存在する調合物を意味する。
「LC-50」とは、短期間の問に、実験動物の個体群の50%に死をもたらすと評価されている、大気中の化学物質の濃度を意味する。
「LD-50」とは、実験動物の個体群の50%に死をもたらす、摂取、注射や皮膚への塗布を通して利用される化学物質の1回の量を意味する。
「突然変異誘発性」とは、吸収、摂取、あるいは皮膚に浸透した場合に、精虫又は卵細胞の中で遺伝子的変化を誘発する、あるいはその負担を増す可能性のある物質又は調合物を意味する。
「催奇形性」とは、吸収、摂取、あるいは妊娠女子の皮膚に浸透した場合に、胎児に誘発する、あるいはその負担を増す可能性のある物質又は調合物を意味する。
- パートA: 物理化学上の特性に基づく区分
- (a)爆発性 −
炎の影響で爆発する可能性のある化学物質及び調合物、または、ニトロベンゼン以上に衝撃又は摩擦に敏感な化学物質及び調合物
(b)酸化性 −
他の化学物質、特に可燃性の化学物質と接触した場合に高度な発熱反応を引き起こす化学物質及び調合物
(c)極端な可燃性 −
摂氏0度より低い引火点と、摂氏35度以下の沸点を有する液体の化学物質及ぴ調合物
- (d)極端な可燃性 −
- (i)なんらのエネルギーの利用無しに周囲の温度で空気に触れた場合に、熱くなり、最終的に火がつく可能性のある化学物質及び調合物。
(ii)着火源との短い接触の後、容易に火がつく可能性のある固体の物質及び調合物で、燃焼し続けるか、あるいは着火源の除去後、燃え尽きる。
(iii)摂氏21度より低い引火点を有する液体の物質及び調合物。
(iv)通常の圧力の大気中において可燃性である気体の物質及び調合物。または、
(v)危険な量において、水又は湿った空気に触れた場合、高度な可燃性ガスを発する物質及び調合物。
(e)可燃性
引火点摂氏21度以上55度以下の液体の物質及び調合物。
- パートB: 健康の影響に基づいた区分
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- (a)非常な毒性 −
- (i)吸収、摂取、あるいは皮膚に浸透した場合に、極端に重大な、急性的又は慢性的健康危険あるいは死さえも含む可能性のある物質及び調合物。あるいは、
(ii)ネズミの口から吸収されたLD-50が25mg/kg以下である、あるいは、LD-50のネズミ又は兎における経皮的吸収が50mg/kg以下である、あるいは、ネズミの吸入によって吸収されたLC-50が0.5mg/1以下である(最低限4時間施された)、そういう物質及び調合物
- (b)毒性 −
- (i)吸収、摂取、あるいは皮膚に浸透した場合に、重大な、急性的又は慢性的健康危険あるいは死さえも含む可能性のある物質及び調合物。
(ii)ネズミの経口摂取のLD-50が25mg/kgと200mg/kgとの問である、あるいは、ネズミ又は兎における経皮的吸収のLD-50が50mg/kgと400mg/kgとのとの問である、あるいは、ネズミの吸入によって吸収されたLC-50が0.5r/lと2mg/lとの問である(最低限4時間施された)、そういう物質及び調合物物質及び調合物。あるいは、
(iii)発がん性、催奇形性または突然変異誘発性であると明確にされる物質及び調合物
- (c)有害性 −
- (i)吸収、摂取、あるいは皮膚に浸透した場合に、限られた健康危険を含む可能性のある物質及び調合物。あるいは、
(ii)ネズミの経口摂取のLD-50が200mg/kgと500mg/kgとの問である、あるいは、ネズミ又は兎における経皮的吸収のLD-50が400mg/kgと2000mg/kgとの間である、あるいは、ネズミの吸入によって吸収されたLC-50が2mg/lと20mg/lとの問である(最低限4時間施された)、そういう物質及び調合物物質及び調合物
(d)腐食性 −
生きている組織と接触し、それらを破壊する可能性のある物質及び調合物
(e)刺激性 −
皮膚又は粘膜との直接の、長びいた、または繰り返された接触を通して炎症を引き起こしうる非腐食性物質及び調合物
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この法律のオリジナル(英語及びマレー語)は国際安全衛生センターの図書館が閉鎖となりましたのでご覧いただけません。
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