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第70回(平成23年度)全国産業安全衛生大会2011 in 東京

分科会プログラム

メンタルヘルス分科会

会場
有楽町よみうりホール 千代田区有楽町1-11-1
交通
JR 山手線「有楽町駅」国際フォーラム口から徒歩1分
地下鉄東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D4・D6 出口すぐ

10月13日(木)のプログラム(9時30分 開場)

10時00分
1.
総合健診におけるメンタルチェック −8年を振り返って−
聖路加国際病院附属クリニック・予防医療センター アシスタントナースマネージャー 亀田 綾
総合健診で生活支援をする中で、健康的な生活習慣への行動変容は心の健康を保つことが不可欠と考え、メンタルチェックの取り組みを始めた。結果説明で看護師は無意識を掘り起こさない姿勢を貫きながら、自らの振り返りを促すように関わっている。経年で受ける受診者も増え、手応えを感じてきている。
10時20分
2.
大規模製造業における「げんき診断」全社展開の実際
マツダ(株) 安全健康推進部 健康推進センター 荒俣 静香
メンタルヘルス対策の一環として、職場の風土改善、未然予防を目的に、「げんき診断(職業性ストレス簡易調査)」を全社員に導入している。管理者等を招集して職場診断報告会を開催する等、従業員約2万人の大規模製造業の職場の自主改善活動に繋げる具体的な活動事例と今後の課題を報告する。
10時40分
3.
製造業における外国人労働者のメンタルヘルスケアを考える
(株)エクセディ 上野事業所 総務本部U人事総務室 U人事・労務チーム 保健師 中井 幸永
外国人労働者の採用に伴って、職場では想定していなかった問題が起きている。価値観も慣習も違い、コミュニケーションが取りにくい状況の中、外国人労働者から寄せられる相談件数は増えてきている。そこで産業保健の視点から外国人労働者の健康管理のあり方について検討したので報告する。
11時00分 〜 11時10分 休憩

11時10分
4.
企業の枠を超えたメンタルヘルス実務者連絡会の活動
    (一社)日本自動車車体工業会
    (社)日本自動車部品工業会 安全衛生分科会メンタルヘルス実務者連絡会委員
日産車体(株) 総務部人事グループ健康 管理センター 相談室シニアスタッフ    田村 隆
日本自動車車体工業会、日本自動車部品工業会の会員会社の心理相談員等、第一線で働く者で構成するメンタルヘルス実務者連絡会では、技能の向上や共通課題の解決に向け活動している。「メンタルヘルス教育モデル作成」「相談事例研究」「情報交換による改善事例」等、成果を得た事例について報告する。
11時30分
5.
多様な雇用形態が混在するコールセンターのメンタルヘルス対策
(株)TEPCOコールアドバンス 総務部健康開発支援グループ GM 堂薗 こずえ
コールセンターを運営する当社では、多様な雇用形態が混在し、有期雇用者が9割を占める社員構造であり、メンタルヘルスの問題が顕在化していた。産業保健スタッフと関係各部が連携し、一次、二次、三次予防と計画的なメンタルヘルス対策を推進した結果、休業率の低下等を実現できたので報告する。
11時50分 〜 13時20分 昼休み

13時20分
6.
分散する事業場と本社との職場復帰支援における連携について
第一三共(株)本社 人事部労政グループ健康推進センター 保健師 南谷 典子
営業所などの小規模事業場では安全衛生活動を推進するためのマンパワーや機能が十分ではなく、メンタルヘルス不調者の対応に苦慮する場合が多い。本社がコントロールタワー機能を担い、このような事業場と連携し円滑な職場復帰に向けた取り組みを展開しているので紹介する。
13時40分
7.
SEのストレス調査票を用いた参加型職場環境改善の取り組み
(株)NTT データ 技術開発本部 プロジェクトマネジメント・イノベーションセンタ シニアエキスパート 新村 敦子
システム開発業務の26職場を対象とした参加型職場環境改善プログラムを実施した。業務の特性を踏まえた調査票を用いて職場の状況を把握し、職場から選出したファシリテータを中心にディスカッションを行い、建設的な改善策が立案された。改善策やプログラム参加者の声について報告する。
14時00分
8.
大学においてメンタルヘルス対策の基本『4つのケア』を構築した事例
北海道大学 札幌キャンパス 大学院工学研究院等安全衛生管理室 技術職員  角井 博則
専門知識を持たない教職員が学生のメンタルヘルスケアをしている大学において、学部として「4つのケア」の構築に努めてきた。知識の普及、大学健康管理部門との情報交換や非常時連携体制のシミュレート、事業場外資源の活用等の取り組みを通じて得た反省点、失敗しやすいポイントを紹介する。
14時20分
9.
長期メンタル不調者への取り組み
(株)神戸製鋼所 真岡製造所 総務部安全衛生室 診療所 産業看護師 佐々木 恵子
当事業所の心の病による休業件数は2006年頃から減少傾向にあるが、長期メンタル不調者(10年以上治療)は、休業を繰り返す状況にあり、再発防止に新たな取り組みを至急考えなければならない。今回、「事業場内産業保健スタッフの積極的アプローチ」により、安定就業に至った取り組みを発表する。
14時40分
10.
リストバンド型生活モニタを用いた業務遂行能力推定法の検討
(株)日立製作所 日立健康管理センタ 副センタ長 林 剛司
メンタルヘルス不調者の復職に際し、面接時の問診だけで業務遂行能力を適切に判断するのは非常に難しい。そこで、我々はリストバンド型生活モニタを用いて対象者の生活行動を記録・解説し、休養中の生活状況から円滑な復職を支援するツールの開発を行ったので報告する。
15時00分 〜 15時10分 休憩

15時10分
100年記念講演
こころを動かす言葉 〜職場のコミュニケーションに活かすために〜
アナウンサー(元NHK)            
千葉市男女共同参画センター名誉館長 加賀美 幸子
職場のコミュニケーションが希薄になったと言われる今、人との関わりをどう築いていくかが大きな課題。そこで、活き活きと働くことができる職場づくりにとって大切な“人のこころを動かす言葉”について語る。
16時40分

全ての働く人々に安全・健康を 〜Safe Work , Safe Life〜

中央労働災害防止協会
〒108-0014 東京都港区芝5-35-2 安全衛生総合会館

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