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第70回(平成23年度)全国産業安全衛生大会2011 in 東京

分科会プログラム

労働衛生管理活動分科会

会場
東京国際フォーラム ホールB5 千代田区丸の内3-5-1
交通
JR 山手線「有楽町駅」国際フォーラム口から徒歩1分
京葉線「東京駅」出口4 直結
地下鉄東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D5 出口直結

10月13日(木)のプログラム(9時30分 開場)

10時00分
1.
65歳まで働ける生産ラインづくり
全豊田安全衛生研究会 安全衛生部会          
(株)豊田自動織機 安全健康推進部衛生グループ グループ長 秋元 友勝
少子高齢化が叫ばれる中、従業員に占める高年齢者の割合が増加している。また、定年後も65歳まで就労する者が増加している中、身体機能が衰え、20代・30代と同等の作業をした場合に筋骨格系などの疾病増加が見込まれる。そこで、高年齢者の生の声を活用し、モデル工程の改善・検証を進めた。
10時20分
2.
エルゴノミクスの考え方の導入による職場改善の推進
住友金属工業(株)製綱所 安全環境室 参事補 林 茂洋
年配者や女性作業者の増加を背景に、楽に安全に効率的に作業を進めるためにエルゴノミクスの取り組みを全社的に推進してきた。「e度」というオリジナル評価尺度を導入するとともに、階層別教育用テキストの整備等を通して、自主改善活動、設備設計、設備対策にエルゴノミクスの発想を定着させてきた。
10時40分
3.
定期健康診断実施と事後措置の標準化に向けた取り組み
第一三共(株)本社 人事部労政グループ健康推進センター 保健師 岩上 あずさ
定期健診は事業場間で一律に比較を行うことは難しく、健診結果に基づく事後措置も事業場によってバラツキが多い。公平な産業保健サービスの提供と適切な就業上の措置を目的とし、定期健診の実施方法と事後措置の標準化を推進している当社の取り組みについて紹介する。
11時00分 〜 11時10分 休憩

11時10分
4.
電動ファン付呼吸用保護具使用によるばく露防止対策向上について
興研(株) 営業本部 安全衛生ディビジョン 技術開発セクション リーダー 大山 欣伸
有害物質のばく露による作業者の健康障害を防止するため、さまざまな作業現場で呼吸用保護具が使用されている。その中、有害物質の規制は年々厳しくなり、保護具においても、より高い性能が求められるようになってきている。本報では電動ファンの最近の動向や安全性についての報告を行う。
11時30分
特別報告
溶接アークと太陽が発生する青光の有害性
独立行政法人労働安全衛生総合研究所 人間工学・リスク管理研究グループ 部長 奥野 勉
溶接アークと太陽が発生する青光(ブルーライト)により網膜障害を引き起こす。測定・評価の結果、有害性が非常に強いことが明らかとなった。溶接作業者と屋外作業者が注意すべき点を報告する。
12時00分 〜 13時20分 昼休み

13時20分
5.
呼吸用保護具フィットテストの包括的展開
エクソンモービル(有) 医務産業衛生部 主任インダストリアルハイジニスト 中原 浩彦
呼吸用保護具のフィットテストプログラムを全社的に導入し、約3,600名のテストを実施した。本プログラムは、適切なマスク選択による曝露防止に加えて、正しいマスク着用法教育に非常に有効であることが確認された。経験を基にしたプログラム導入成否の鍵について紹介する。
13時40分
6.
白鳥(スワン・吸わん)大作戦!吸う人も吸わない人も皆で考える喫煙対策
日本通運(株) 東京航空支店 総務部労務管理課 藤巻 信子
当支店従業員の喫煙率は、日本の喫煙率の約2倍と高水準にある。そこで、全従業員の健康の保持増進を目的に、「禁煙支援プログラム」を実施した。喫煙者だけでなく非喫煙者も禁煙サポーターとして参加し、皆で取り組んだ結果、喫煙率の削減以外にも思わぬ嬉しい効果が現れた。
14時00分
7.
ヘルスキーパー(マッサージルーム)を活用した過重労働者の疲労軽減対策について
(株)コスモスイニシア 総務人事部人事課 藤澤 由香
過重労働者を減らす策だけでなく、業務上発生してしまう過重労働者の疲労をいかに軽減させるかが重要と考え、ヘルスキーパーを活用した疲労軽減対策を実施した。ヘルスキーパーと連携することで産業医・保健師ではできない直接的疲労軽減が可能となり、一定の効果が認められたので報告する。
14時20分
8.
定期健康診断から治療までのすすめ
(株)セシム 常務取締役 室岡 恵三
安全産業である警備業は、健全な警備員の存在があってこそ現場の安全安心が維持される。定期健診結果をもとに二次健診の勧奨を個別に行い、治療の第一歩に導く取り組みを積極的に進め成果をあげている。警備員の日常業務と生活の質向上をあげていく中で、安全産業を担っていく使命を果たしていきたい。
14時40分 〜 14時50分 休憩

14時50分
特別報告
還流方式による局所排気装置等の活用についての検討
中央労働災害防止協会 労働衛生調査分析センター 上席専門役・衛生管理士 青柳 幹治
局所排気装置等からの排出空気を除じん・浄化した後、再度作業場内に還す方式で作業環境管理を行う方法について、作業環境測定などにより有効性を考察した。併せて、還流を可能とする条件を検討した。
15時20分 〜 15時30分 休憩

15時30分
講演
環境問題はお友達〜産業現場で考える身近なエコ対策〜
環境漫才師 環境カウンセラー 林家ライス・カレー子
今一番重要な環境問題となっている地球温暖化は、一人ひとりが無駄なエネルギーの使用を控えるライフスタイルに転換することによって防げる。そのための職場や家庭でできる身近なエコ対策を楽しく紹介する。
16時30分

全ての働く人々に安全・健康を 〜Safe Work , Safe Life〜

中央労働災害防止協会
〒108-0014 東京都港区芝5-35-2 安全衛生総合会館

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