第29回アジア太平洋労働安全衛生機構（APOSHO）年次会議への当協会職員の参加

中災防は、従来より、アジア太平洋地域の労働災害防止関係団体の国際組織であるAPOSHO活動に参画しており、この度開催された年次会議に、関澤理事長と国際センター所長が出席した。

会議の概要

1. 開催期間：平成26年7月2日から6日まで
2. 開催場所：タイ・バンコク市
3. 開催形式：APOSHO年次会議及びタイ安全週間（展示会含む）の同時開催
4. 主催者側：今回議長、タイSHAWPAT（主催団体）会長）、事務局長（香港HKOSHA名誉会長）

会議の次第

○

初日の7月2日に、年次会議総会の議論を整理するための専門委員会が開催された。専門委員会は、①管理運営委員会、②会員委員会、③OSHMS委員会、④技術委員会と⑤教育研修委員会からなり、中災防は�Bにメンバーとして参加し、他はオブザーバーとして参加した。
③では、現在進行中のISO45001の策定作業とも、APOSHOとして連携を図るべきなどの議論もなされた。

○

7月3日・4日は、日本の全国産業安全衛生大会のように、来賓挨拶、基調講演、分科会での発表、器具・設備展示会などが実施され、日本の関係メーカーの方も出展されているなど、本分野における我が国のプレゼンスを垣間見た。
なお、今回、主催団体から、中災防に対して基調講演依頼があり、理事長から、中災防の半世紀にわたる活動を紹介するとともに、今後の展望等を説明した。

開会式・理事長基調講演模様

【開会式模様】

【理事長基調講演模様】

各種資料

【理事長基調講演資料】

また、分科会では、中災防より、平成25年度から開始した「中小企業労働安全衛生評価事業（GSC）」及びその登録企業（注：東京都内で初）のトキオ精工（株）様の取組みにつき紹介した。

【国際センター所長発表資料】

本大会主催のタイSHAWPATの APOSHOオフィシャルサイト に上記両資料は、他の発表資料とともに掲載されている。（箇所、KP-3 TP-1）

 

○

7月5日、総会が開催され、年次会議が締めくくられるとともに、次回第30回の年次会議について、平成27年5月31日から6月5日まで、韓国・ソウルで開催することが決定された。 （注：第31回国際産業保健会議と同時開催、 http://www.icoh2015.org/ ）

【総会模様】

【総会後の主催団体タイ SHAWPAT会長と中災防理事長との握手模様】

【総会後のフェアウェルパーティで各団体メンバーと懇親】

お問合せ

中央労働災害防止協会(中災防) 技術支援部　国際課
〒108-0014　東京都港区芝5-35-2
TEL 03-3452-6297　FAX 03-5445-1774