お問合せ
中央労働災害防止協会(中災防)
技術支援部
国際課
TEL 03-3452-6297
FAX 03-5445-1774
E-mail: kokusai@jisha.or.jp
お知らせ
国からの委託事業であった
「国際安全衛生センター(JICOSH)」
が2008年3月末をもって廃止されました。
永らくのご利用ありがとうございました。
同センターのサイトに掲載されていた個別の情報については、中災防WEBサイトの
国別、
分野別情報にリンクして取り込んでおります。
安全衛生サミット
我々は、2008年6月29日、大韓民国・ソウルにおいて、ハイレベルな専門家、 使用者団体と労働組合の代表者、社会保障機関の代表者、政策立案者及び行政官が参加する、 国際労働機関(ILO)、国際社会保障協会(ISSA)及び韓国産業安全衛生公団(KOSHA) の共催による第18回世界労働安全衛生会議に際して参集し、
労働災害と疾病が深刻な状態で推移し、ILOの推計では世界全体で1年あたり230万人が死亡し、 世界のGDPの4%にあたる経済的損失が発生していることを再認識し、
労働安全衛生の改善は、労働条件、生産性及び経済・社会の発展に貢献することを再認識し、
安全で健康的な作業環境を享有する権利が基本的人権とみなされるべきであり、 グローバリゼーションが全ての労働者の労働安全衛生に係る予防手段の確保と同時並行で進行すべきであることを想起し、
ILOが採る労働安全衛生に係る対策の重要性と、その対策の実施のためにISSAとその会員機関の貢献が果たしている役割を再認識し、
労働安全衛生の促進と労働災害・疾病の予防が、ILOの創設目的及びディーセントワークの中核の一つであることを想起し、
労働にひそむ危険の予防と労働者の健康促進が、ISSAが果たすべき役割と動的な社会保障という考え方の基礎を成すものであることを想起し、
※「動的な社会保障Dynamic Social Security」とは、経済活動の国際化、 人口構成の変化等社会保障制度を取り巻く環境の変化に応じて社会保障制度を修正・適応させるべきとの考え方。
予防に関する教育、訓練、相談及び情報・好事例交換ならびに予防手段促進の重要性を再認識し、
災害予防促進と治療・支援・リハビリ提供における政府、関係者、専門的な安全衛生団体、社会保障機関が果たしている重要な役割を再認識し、
国際機関や関係団体が行う国際協力の重要性を再認識し、
労働安全衛生を改善するための国際的・国内的努力の成果の進展を歓迎しつつ、
以下のとおり宣言する。