お問合せ

中央労働災害防止協会(中災防)
技術支援部
国際課
TEL 03-3452-6297
FAX 03-5445-1774
E-mail: kokusai@jisha.or.jp

 

お知らせ

国からの委託事業であった 「国際安全衛生センター(JICOSH)」 別ウィンドウが開きます が2008年3月末をもって廃止されました。 永らくのご利用ありがとうございました。 同センターのサイトに掲載されていた個別の情報については、中災防WEBサイトの国別分野別情報にリンクして取り込んでおります。

 

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各国情報・国際関係

平成29年度日系企業安全衛生担当者情報交流会〜労働災害の減少と安全衛生活動の活性化に向けて、ともに考えませんか〜の開催結果概要(日本国厚生労働省補助事業)

1 開催結果の概要

中央労働災害防止協会(中災防)は、中国(杭州)の横浜ゴム(株)杭州工場(杭州優科豪馬輪胎有限公司)において、2017年11月22日(水)、日系企業の安全担当者等を対象に、中国の政府機関である安全生産科学研究院(安科院)の協力のもと、「平成29年度日系企業安全衛生担当者情報交流会」を開催しました。

中国本土において日系企業の進出数が比較的多い浙江省杭州市において、横浜ゴム杭州工場に全面的な協力をいただきました。募集に当たっては地元の商工クラブにより日系企業へ周知をいただき、定員40名の募集を上回る応募があり、当日38名の参加があり、同地日系企業の安全衛生活動に対する関心の高さが窺われました。本交流会の実施に当っては、中国の政府系機関であり、ゼロ災運動への理解を深めている中国安全生産科学研究院(安科院)の謝英暉氏と認証審査で同事業場を訪れたJISHA-ISO審査センター白崎所長の協力をいただきました。

内容としては、安科院の謝氏からは危険予知活動の理論や手法について、白崎所長からはISO45001の規格化の状況やJISαについて情報提供を行いました。また、横浜ゴム杭州工場における安全衛生活動の取組みについては、実際に生産現場を見ながら説明をいただきました。参加者によるグループワークでは、職場における労働災害発生要因を含めた安全衛生上の問題点や取組状況等について積極的に意見が交わされました。「トップの意識が重要である」、「安全活動への取組みを数値化する必要がある」、「体感教育が効果ある」、「従業員をほめてやる気を出させる必要がある」等多くの意見が出されました。

参加者による4段階評価のアンケート結果では、「役に立った」が97%、「やや役に立った」が3%となり、「安全衛生活動の取組状況について、他社の状況や問題点等を共有することが出来て良かった」との意見が多くありました。

2 日系企業安全衛生担当者情報交流会カリキュラム

時間時間(分)内容担当者
9時30分10開会(オープニング)
開会挨拶
中災防
9時40分45交流ワーク①
(指差し呼称、指差し唱和、タッチ・アンド・コール、健康KY)
安科院
10時25分10休憩 
10時35分90交流ワーク②(KYT基礎4R)
質疑応答
安科院
12時05分60昼食・休憩 
13時05分40情報提供①
「労働安全衛生マネジメントシステムとゼロ災運動の推進に向けて」
中災防
(白崎所長)
13時45分10休憩 
13時55分130情報提供②
杭州優科豪馬輪胎有限公司の取組事例の紹介と現場視察、参加者との意見交換
横浜ゴム
16時05分90参加者による情報交流(グループ別に実施)
「労働災害を減らすために、現場で今、何が必要かを参加者同士で考える」
中災防
17時35分5閉会挨拶中災防
18時15分90懇談会(会費制、希望者のみ)中災防
(参考)

日本語開催案内

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